2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「今夜もお星様眺めて寝たい?」毎回空気アニメ空気アニメ言い続けていい加減に飽きてきたがやはりそうであることには変わりはない。どこで盛り上がったらいいんだかさっぱりわからないし、感動するようなシーンもセリフも見当たらない。そもそも登場人物の…
キャラの感情の流れに理解しづらい部分もあり、展開に強引さを感じるものの、なんだかよくわからない青春の熱さが感じられたのが良かった。最初は野乃の行動が全てを理解した上でやってることで、後で実は完全に正しかったことが証明されるというオチかと思…
非常に面白い。まず演出方針として、常に試合の自然時間に乗せて、それぞれのキャラの主観を移動していくという方法がとられている。普通物語では物語に必要な時間だけを描いて、重要でない時間は省略するものだけど、このアニメでは試合内ではそういった省…
どうも何が言いたいんだか良くわからない話だった。物語や詩に関するエミリーとエリザベスの対立と、いい人に見えたジョンが実は悪人だったという話が、両方とも強く描かれているのに、間のつながりが見えてこないから、散漫な印象を受けてしまう。エミリー…
今回はさすがに展開が早すぎて感動してる余裕がなかったという感じ。前回から引っ張ってきたパーツを取り除くミッションがあっけなく終わってしまって拍子抜けだった。シリーズ後半の主役であり、前回まではかなりフィーチャーされていた茜の考えていること…
「幸せの余韻に浸り、高鳴る心臓の音が聞こえてるわよ」ラブストーリーに真っ向から対立する社会的な事情が本格的に描かれてきて、非常に面白くなってきた。ラブストーリーの側としては、刺繍をする表現が、多少ラブコメ的に描かれていて、甘い恋愛を現代ア…
いろいろと京アニらしいこだわった絵や演出を見せてくれるのはいいんだが、どうもこの作品でやられてもあまり引き立たない。例えば凝ったカーチェイスのシーンは、「スクールランブル」でやると非常に効果的なわけです。その違いはシーン自体ではなく、両作…
勝負パンツを軸にした演出・脚本やバトルのアニメーションなどは非常に見応えがあったんだが、敵との対立の背景やら主人公の精神的な問題といった肝心なところが今ひとつ把握できず、感情移入できるというほどでもなかった。しかし楽しいといってもインベル…
非常に良く出来た話ではあるんだけど、テーマの重さに対して時間が短く、もっと深い感情や事情の表現が欲しいと思ったのと、これまでの話がノリ重視で物語は軽視するものだったので、それとの不整合性が気になった。特に面白いと思ったのはカミナが結局彼ら…
特に心を揺さぶるような大きな展開はなかったものの、エピソードの間の繋ぎや、この先への伏線、これまでの伏線の回収はきちんとこなされていて、退屈することはなかった。ジョーカー関連の話は、これまでのトムの家以来のジョーカーの行動が納得できるよう…
きちんと泣き所を準備してあって、それは十分に感動的だったのだが、二話構成にするほどの話ではないように思ったのと、あまり狂志郎のホストの仕事のプライドが実感できなかったのが残念だった。感動を生む構成として必要なのは最後に母ちゃんが実は息子の…
「でもね、わかっていてもどうしても憎みきれないこともあるの。特に男と女の間は。」 どこまでも陳腐な話をどこまでも陳腐な表現で描いていて、いつも通り大した感動があるわけでもない。しかし、それが徹底されていてある種の潔さを感じるので、むしろ好感…
全然ドキドキワクワクするような話ではないんだが、事件から葬式までの過程を取捨選択することなく淡々と並べていく構成が地味なリアリティを生み出していて、退屈するということもない。前回の落下のシーンから葬式の父親の挨拶まで、アニメではまったく見…
なたは人に向けて振ってはいけません。温泉が止まって風呂を沸かして騒いでたうちは良かったのだが、大きな感情の動きを描いたり、話にテーマ性を持たせたりするとどうもこの作品はつまらなくなってしまう。行人がテンプレートな行動をしてる以上に見えず、…
「もしかしたらあなたの馬鹿が少し移ったのかもしれませんね。」前回に引き続きキャラの感情の変化の原因が十分に描かれず不自然さを感じるのだが、それでも見てて退屈しないのは、キャラクターの個性は声優の演技や台詞回しなどによってはっきりとしている…
「やはり私に行かせていただけないでしょうか、ロンドンへ。」突然新キャラが出てきたり、エマとウィリアムの状況もも二転三転したりて、まったく先の予想がつかないハラハラドキドキする展開だった。ウィリアムの側としては、モニカの道化的な行動によって…
監督変更ということだが、それを意識すると非常に変わったような気もするし、作品の方向性は何も変わっていないような気もする。個人的にはそのアナウンスのおかげでこれまでとの違いを意識して見るようになったので、少しはためになったのかなと。出来はあ…
「お互い経費がかけられないと苦労するねえ。」脚本の出来はいいし、バトル作画やキャラらしさの表現はシリアスもギャグもよかったのだが、前回のりんの話同様に今回の主役であるかれんの心情の変化や成長といったものがあまり感じられず、感動にはつながら…
「どうしてあの人がモンタギューの息子なの。例えこの花に名前がなくても、甘い香りに変わりはないのに。」原文。第二幕第二場、バルコニーのシーン。 'Tis but thy name that is my enemy;Thou art thyself, though not a Montague.What's Montague? it is …
「いくらおばさんでも、頭の中の台本までやぶれないわ。」ストーリーとしては予定調和に進んでいくだけで物足りなくもあったが、それぞれのシーンの描写は丁寧で楽しめる回だった。特にエミリーの劇本番のシーンは画面の構図や二人で短く切って交互に言うセ…
デルトラクエストには珍しくよく動くバトル作画が圧巻な回だった。しかし動きが派手なのはいいのだが、あまり自然な動きには見えず、奇妙な印象を受けることも多かった。それにしてもジョーカーを何度も叩きつけるときのジャスミンのうれしそうな顔は、人間…
肝心のキャラ描写にどうも一貫性が感じられず、作画や動画も不自然なところが多く、また今回のテーマがなんだかもあまりつかめず、あまり楽しめなかった。野乃はシリアスな描写とギャグの描写の間に一貫性が感じられず、またマゾヒストという面ばかりが強調…
このアニメは中世西洋風の舞台でのロードムービーという点でエル・カザド同趣向だが、空気観やプロットの大枠自体は良いものの、脚本の薄さから底の浅い印象しか受けないのも似ている。同じ脚本の薄さでもエル・カザドは事情をはっきりとセリフで語らないこ…
「よそ見してないで手伝って。」「なんで?」きちんと描けばまともになるプロットを薄っぺらい脚本で台無しにしてるのも、音楽が過剰に耳につくのも、エリスの考えてることがなんだかよくわからないのも、ナディがステレオタイプなキャラでしかないのも、大…
うーん面白いんだが二年目に入っての失速を感じてしまうなあ。一年目が予想外の展開やクオリティの連続だったがために、最近の話のようないつもの銀魂の面白さでは物足りなく感じてしまう。今回の話もいつも通りにもの以上のものはなく、さらに2話構成にす…
全編を通して雪歩の不安が表情付けになどよって良く表現されていて、今回の主役である彼女の感情を十分に理解できて良かった。バスケットボールや雨などの気の利いた表現も感情の流れを強調していて見事だった。そういえば雨の描写は舞HiMEでも舞の感情が沈…
「仲のいい友だちに、一番も二番もないの!」今回も他愛もないストーリーをかわいい世界観と優れた作画で描いていて楽しかったが、主人公の信念が中途半端に主張されてるのが目に付いた。今回特に目立っていたのが、土日朝の幼児向けアニメに出てきそうな動…
「深澤ゆみの憂鬱」的な展開に。しかしよくわからないもやもやをよくわからないまま描いたというような印象しか受けなかった。何かをやろうとはしてるみたいなんだがよくわからない。最後のゆみが学校に時間通りに来たということなどは意味深な感じなのだが…
「不幸のバーゲンセールって感じね。」前回はなかなか見れるものだったのだが、今回はまたB級へたれアニメに戻っていた。このアニメはクオリティの乱高下が激しい。小十乃にしろ猟兵にしろ感情表現が演出的に平板で心を動かすものがない。構成的にも伏線が少…
現在のマンガ・アニメ的な世界ではキャラの間の完全な共通了解が成立しているか、それを成立させることが物語のゴールになっている。どこぞの学生寮の住民にしろ、部活動の仲間たちにしろ、「わかりあえる」という幻想が作品内では完全なものとして存在して…