2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第9話 「締」

笹塚の蹴りかっこよすぎ。初の前後編。しかしいつものように導入からオチまで一気に駆け抜ける爽快感がないし、特に犯人が誰か気になって次回が見たくてしょうがないということもないので、あまり前後編に分ける意味は感じない。これまでのパターンを維持し…

第7話 「星型の気持ち」

ベタで工夫のない展開とそれゆえに余ってしまった時間を埋める適当なギャグだけで構成されてるようにしか見えないなあ。原作未プレイなのだが一体世間はこの作品の何を騒いでいるのでしょうか?

Page09 「ナニかの為に」

出来がいいのに感動がないのは物語がないからということに尽きると思う。一応考えて構成はしてるのだが、形式を整えてるだけにとどまりメッセージを深めていくようなものにはなってはいない。そこにARIA的に恥ずかしいセリフを乗っけたところで説得力はない…

#08「温泉魔法」

ネット上の情報を見る限り初のオリジナル回とのこと。はっきりいってこれまでの話と比べて段違いに面白かった。いつもの話は原作に縛られていてひどく構成が窮屈な印象なのだが、今回は制作者が本当に楽しいと思う話をのびのびと自由に構成しているという印…

Morgen, morgen, nur nicht heute, sagen alle faulen Leute.

「明日! 明日! 今日じゃない!」 なまけ者はみんなそう言う。

第21話 「共闘」

根本的な問題として、「空を飛ぶ」という夢があまり夢には見えないというのがあると思う。ワームを倒して闘いのためではなく純粋な喜びのために飛べるようにしたい、というのはわかるが、そもそも飛ぶこと自体の喜びを印象付ける説明や表現がなされていない…

#8 「秘密のポスト」

「マイセルフ・ユアセルフ、おまえもか。」ってポストから大量の手紙が出てきた時に思ったよなあ。奈々香が佐奈の恋人でもないのに佐奈が他の女性といちゃついてるのを怒るのは理不尽。5年前の仲が続いていると考えるのも常識的に無理がある。どうしても不自…

第07話 「卒業症候群」

構成に秩序がない、といつもなら一蹴するところなのだが、個々のシーンの演出が妙に思わせぶりでそう言ってしまって済むものなのかどうかはよくわからない。例えば卒業式後にメンバーたちがオタトークに花を咲かせているシーンでの荻上の表情の変化は、何か…

第82話 「ラーメンのために並ぶんじゃない自己満足のため並ぶんだ/カワイイを連発する自分自身をカワイイと思ってんだろ お前ら」

柳生編で力を使い果たして低クオリティな回になるかと思ったら全然そんなことはなく、銀魂らしいおもしろさが十分に感じられる回だった。特にバトルシーンは素晴らしく、その中でも特に銀さんが切りつける動きが異常にかっこよかった。脚本は腑に落ちない部…

5時間目 「なつやすみのとも」

先週は中学生日記のような作品だと書いたが、今回はまるで普通の夜ドラのラブロマンスもののように感じた。キャラたちの心情を丁寧に追っかけて、思いが熟した時にちょっと変わった舞台のロマンチックなシーンで決めるという。そのように絵コンテ・演出は良…

Wer zuletzt lacht, lacht am besten

最後に笑う奴が一番良く笑う。

第8話 「夢」

前回すごかった分のリバウンドなのか、演出的にも犯人のトンデモロジック的にもいまいちキレがなかった。大枠のストーリーの発想は相変わらず変態的で素晴らしかったが。過剰なコメディーパートは、あまり本筋には関係がないが毒があって非常に楽しかった。…

第6話「姉と妹の創立者祭」

なんだか野中藍が一人で構成・演出の稚拙さを補って作品の統一感を作り出してるような感じ。確実なリアリティを持つ点が一点あれば残りがどんなに嘘臭くても世界は真実になるというか。リアリティといっても野中藍というフィルターを通した特殊なリアリティ…

Besser laufen, als faulen.

腐るよりは走った方がいい。

第81話 「女の一番の化粧は笑顔」

最初のバトルシーンはとんでもなかったが、特に燈篭から覗く新八から九兵衛の皿を割ところまでのシークエンスはアニメ全体でも年に一遍見れるかみれないかぐらいの迫力があった。ギャグも脚本もそうだが、銀魂はバトル作画においても瞬間最大風速のポテンシ…

Page08 「ラジカセと少女の二本立て」

空の過ごす日曜日の方は最早ストーリーもテーマもなくひたすらオッサンの妄想の世界が展開されているという感じで、心地よくはあるが何も残らない作りだった。「叙情」を萌え要素として捉えるなら、この作品は単なる中身のない萌えアニメだと言う事が出来な…

第6話 「趣味のモンダイ」

脚本が深すぎてなんだかよくわからん。今回も脚本家のやりたい放題の回で何はともあれ十分に楽しめた。作画クオリティの維持が難しくなった現在のアニメの状況において、こういう作りは十分にありだと思う。日常会話の意味の薄い長回しは構成としては最悪の…

Trau, schau, wem.

信じなさい。見なさい、誰なのかを。

第7話「ちいさなたまご!」

力の入ったハイクオリティ回。そんなときに主役が幼児なのはプリキュアと違って本当に子供向けに作ってるからだと思う。今回は特に盛り上がる話もなかったわけだが、シリーズ全体のテーマの強調と言う点では十分な役目を果たしていた回。回ごとではまとまり…

第7話「先生のキャラメル」

嫌な空気になってきた。OPの「伊藤誠」はまるで呪いの文字のよう。正直残酷さをただそれだけでエンターテイメントにするような作りは大嫌いなので、あれと同じような展開にはなって欲しくはない。今回も相変わらず作画がコンテに追いついてなかった。ロング…

Die Zeit ist der beste Arzt.

時間は最高の医者なのです。

第7話 「小さな絆」〜エリスの贈り物〜

表現したい内容の意欲は感じるのに伝えきれてないのは、ストーリー構成を工夫してエピソードを描くということをしていないということに尽きると思う。例えばアヴァンで灯の印象的なシーンから入ったら灯を中心にしたエピソードにするべきところで、そういっ…

第20話 「そのファインダーに映るもの」

いつもながら感無量の一言。迫力のあるバトルと心休まるいい話を十分な形で見せられればそれだけで満足してしまう。単純なことではあるがそれだけのものを毎回見せてくれる作品はそう滅多にない。しかしその上で不安要素を挙げるならば、アイーシャの性格描…

Auf alten Pfannen lernt man kochen.

人は古い鍋から料理を学ぶもの。

第5話「彫刻のある風景」

作画のひどいアニメばっかり見てるとまるでこの作品がオアシスのよう。これでまた一週間戦い抜けそうです。ようやく「〜編」のパターンに突入したようでこれまでのような節操の無い構成ではなくなっていた。最初からこうすればもっと一般受けするようにも思…

4時間目 「わたしのおかあさん」

あまりにもリアルすぎて息苦しい。もはや萌えロリアニメというよりは中学生日記。自分の境遇が先生に近いのもあって、若々しい情熱を抱えながらも社会の予測不能な現実に直面して戸惑っている先生に非常に親近感を感じてしまう。それは決して心地よいもので…

Mit solchen Freunden braucht man keine Feinde mehr.

こんなに素晴らしい友達がいれば敵は必要ない。

第7話「箱」

今回はホラーっぽい演出が作画枚数も十分に使って効果的になされていて、いつも以上の迫力だった。内容的にもいつもどおりの変態的なセンスが至る所で生きていて非常に楽しめた。特に模倣班の少しずつ殺す対象の等級をあげていくというくだりの俺様な理屈は…

#06「マコちゃん誕生」

やっぱりひどくつまらないなあ。ネタは悪くないんだが演出的にもダイアログ的にもひきつけられる部分がまるでない。作画もロングのカットはほぼ全滅だったし。でもそういうつまらなさの割にはニコ動で楽しめそうな作品な気がする。作画が悪いところとかみん…

Eine Schwalbe macht noch keinen Sommer!

ツバメが鳴いたからって夏がくるというわけじゃない。