2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

第25話 「なでしこ!春なのにさよなら!?」

ええええええ?個人的にはH2Oラス前以上のサプライズ。しかしまったく嫌な感じはしない。全体としても恋や友情に悩む少年少女たちの真摯な思いが伝わってくるとてもとても心温まる良いエピソードだった。シリーズ全体を通して各エピソードのテーマが「キャラ…

第12話「何も見ていない私の瞳から」

何から何まで素晴らしい出来だった。特にOPで伏線になっていた麦端祭を眞一朗の成長に結びつけて、見せ場にふさわしく力強く描いていたのがとても良かった。これまで視聴者が目を背けたくなるような彼の痛々しい描写をしてきたからこそ、今回の表現が引き立…

第12話 「シゴフミ」

素晴らしいラストだった。脚本だけ見るとご都合主義満載の無理矢理まとめたラストにしか見えないが、それを補って有り余る映像と音声の強度がたった20分強のアニメとは思えないほどの豊潤な印象を生み出していた。どの部分をとっても効果的でない演出は見ら…

第11話 「あなたが好きなのは私じゃない」

キャラの感情がつかみづらくてもやもやした印象もあるけれど、それも含めて概ね楽しめる出来だった。特に比呂美のエロさと心の読めなさが素晴らしかった。ただ愛子の心境の変化はつじつま合わせという印象が強くて、これで終わりならちょっと不満に思う。そ…

第12刻 「H2O」

とても良かった。感動した。ただしこの感動の原因を説明しろといわれると難しい。今回の表現は基本的には最終回的な紋切り型の羅列だったと思う。紋切り型の最終回が成功するのは普通はそれまでの構成的な積み重ねが必要なわけだが、この作品はそれが前回で…

カブトボーグを見ないのは人生の半分損してると同義だコメント欄から第31話を視聴可。完全にノーマークだった。感性が論理を超越して実在を見いだすという奇跡。まだまだ僕の知らない世界はいくらでもある。

第11話 「メザメ」

追記:書いていたらエラく長くなった。内容は結構適当なのであんまり鵜呑みにしないように。というか誰も読まないだろうけど。最初は単なるオサレ系とみなして軽視してたこのシリーズも、今になってみれば正当かつ周到極まりない作りに一瞬たりとも気を抜い…

第23話「リメイクハニー!なりたい自分!」

シリーズ序盤から引っ張ってきた割にはあっけなく片付いた二階堂編終了。二階堂先生を説得する相手としてあむではなくスウを持ってきたのは良かった。もしあむが二階堂先生をたしなめるような展開だったら、大人と子供の立場の違いを無にしてしまうものとし…

第10話「全部ちゃんとするから」

とても感動的な話。眞一朗の「気付き」と「決断」。比呂美は基本的には待ってるだけなんだけど、女は耐えて待つものという旧態依然とした価値観をベタベタに維持しているところが僕は好き。

一度アップしたtrue tearsの感想は消去。完璧な誤読。なぜこうも僕は頭が悪いのだろう。

第11刻 「弘瀬」

実に見事にしてやられてしまった。素直に意外な展開に衝撃を受けた。 これまで僕がこの作品で毎回文句を付けてた点は、一つに琢磨が人間として出来すぎていて退屈であると言う点、もう一つはキャラクターの決定的な心情の変化が十分な構成の積み上げなしに起…

第10話 「君に贈ろう」

結局最後までなんだかよくわからなかった。まともに楽しむ作品としても、ベタな展開を何のエクスキューズもなしに無造作においてるだけなので、シラけるしかなかった。茶化すなら徹底的に茶化してくれた方がすっきりするのだが、中途半端に真面目だからどう…

しまうま技研さんへの返答

この件について。「誤解」されてるようですが、僕は別に気分を害していません。恐らく文体と文章の長さからそう判断されたのだと思いますが、僕は文章に感情を込めるのが苦手で、また自分の考えを短くまとめるのも苦手で、どうしても無味乾燥な長文になって…

第10話 「デアイ」

暗い話ではあったが前回に引き続きオーソドックスにいい話でとても良かった。今回特に特徴的だったのは夢を追いかけていた主人公に対する「世間」を象徴する大人の描写の仕方だろう。そういった大人たちは眼がまともに捉えられるカットが全くなく、非常に非…

ビデオキャプチャカードを購入(画像は今回のシゴフミより)。これでビデオデッキを使わずに2番組同時録画が可能に。...デジタル放送って何ですか?

第10刻 「小日向」

これまでは毎回のように琢磨の性格が立派すぎてつまらないと書いてきたが、今回になってようやくそのつまらなさが生きる展開になった。今回の琢磨の精神崩壊が今回の作画クオリティにも関わらずリアリティを持ってるのは、まずこれまでの立派さとの対比の強…

第9話「なかなか飛べないね…」

盛大にこの作品が嫌いだと言った直後に申し訳ないが、今回は実に素晴らしかった。再放送中のフルメタルパニックから受けるようなわかりやすく強い感動はない。しかしキャラクターたちの心の動きは静かに伝わってきて、そこに確固とした人間の心の動きがある…

 第9話「ゆくさきをしらない・後編」

確信犯でした。これまではここにも書いたようにネタを本気でやってるのかどうかが今ひとつ不明だったけど、今回の「人と変態のアレとアレ」は完全にそれまでの空気感の切断を狙っていて、この作品がタイトル通り破天荒に視聴者を攪乱しようとしていることが…

第9話 「あぶないセーフハウス」

新展開が始まるや否や興味を引く伏線の数々に感情豊かに動き回るキャラクターたち、迫力のあるバトルシーンや日常と非日常が巧みに交錯する構成とB級エンターテイメント的に100点満点をあげたい出来だった。全てのシーンが何を意味してるか紛れなくわかると…

自分の好みは規定できるか

この件についての返答。どうも言いたいことが伝わっていなかったように思う。言葉足らずな点もあったようで申し訳ないです。まず、僕が自分自身の好みを規定しているというしまうま技研さんの主張について。 僕の見たい世界というのはうる星やつら的な永遠の…

 第96話 「男なら諦めるな」

この作品は一体何回僕に神という言葉を彷彿させたら気が済むのか。シリアスとギャグがお互いを裏切りながら発展していく構成が高松信司らしくて素晴らしかった。ラストバトルのアニメーションが新房ネギまのあの落下シーンの超絶アニメーションぐらいの質と…

なんだかよくわからんけどおもしろい。偶然素晴らしいものを発見して誰かに教えたくてしょうがない、という気持ちを久しぶりに味わった。10代の頃はしょっちゅうそんなことを感じてたような気がするのだが。アニメとは関係ない話で恐縮だけど。

「僕がtrue tearsを好きになれない理由」への反応について

しまうま技研さんから表題の記事へ反応を頂いたので返答させて頂く。まず、僕の「結局true tearsに描かれているリアルで痛々しい恋愛というのは、僕が萌えアニメに求めているものと徹底的に違う。」という主張に対して、以下のように書かれている。 まず私は…

第9話 「サイカイ」

素直に感動できるいい話だった。この作品らしい意欲的な演出が抑制されていて、内容に集中できるのがとても良かった。今回は前回のフォローとメインのチアキの人情話、それから深夜アニメに欠かせない各サービスシーンと内容がてんこ盛りだったが、決して詰…

 僕がtrue tearsを好きになれない理由(第8話の感想に代えて)

話が盛り上がってきてクオリティも一向に衰える気配を見せず、文句のつけようのない出来なのだが、自分的にはなんだかなあという感じ。これまで僕は感情移入できる作品=好きな作品と考えてきたのだが、この作品から受ける印象を考えるとどうもそのとらえ方…

第9話 「穂積」

だからそう結論に急ぐなっちゅうに、と突っ込みたくなる構成は相変わらずだが、今回はこの作品の元々のクオリティの高さが最大限に発揮されていて、十分に見れるものだった。特にはやみの二度の入浴シーンで考え込んでる描写は印象的で、それで具体的に何を…

第8話 「パートタイム・ステディ」

面白い、面白すぎるなあ。第一話、前回の(恐らく)前半と今回の絵コンテを担当してる監督がすごいんじゃないかと思う。例えば今回の宗助とかなめの同時進行の朝の準備のシーンなんか意欲的なテクニックが素人目にもはっきりわかるほど効果的だった。かなめ…

true tears 劇場版 予告編 by echoes アニメ/動画 - ニコニコ動画 久しぶりにMADの紹介。true tearsの過剰にリアルな表現が抜群にはまっていて、それがtrue tearsの美少女アニメにしては過剰な表現への批評とも読めるのが面白い。真剣極まりないシーンがギャ…