2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

http://sr.kc.kodansha.co.jp/一期はここ五年ぐらいで最も好きなアニメなので、一期のスタッフが再集結するのはうれしいが、高松信司監督が銀魂とかけもちになってしまいそうなのが心配。両作品の特徴である全身全霊をかけたようなテンションをバランスよく…

第8話 「ハジマリ」

なにかとんでもないことが行われていて、それがハッタリでないのもわかるのだが、僕の処理能力では一回見ただけでは到底すべてを吸収できてそうもなかった。もちろんそういった表現を否定するつもりはないが、似たような抽象的な表現を行ったTVエヴァのラス…

第8話 「ゆくさきをしらない 前編」

やっぱり捉えどころのない作り。個々のシーンでは見所も突っ込みどころもたくさんあるのだが、全体としてどうなのかといわれるとなんとも言えない。それでも全体の統一感はどこかあって、その原因は小林沙苗を始めとする演技力によるキャラクターの存在感に…

第7話 「ちゃんと言って、ここに書いて」

何が気にくわないのだか自分でもよくわからないのだが、話が盛り上がれば盛り上がるほどどうでもよくなってきている自分がいる。序盤に感じていたような曖昧さはなくなって、構成や演出の方向性がはっきりとわかるようになってきたにも関わらず。一つの答え…

第8刻 「音葉」

意表を突いたハイクオリティパロディ回でも本質的にはいつもと同じで、ヒロインの感情の変化に説得力がなく、主人公は人間が出来過ぎていて面白くなく、クオリティの高さが物語に貢献していなかった。ただパロディの世界を物語世界における完全な虚構として…

第94話「電車に乗るときは必ず両手を吊り革に」

マダオ回ということでしみったれた中年親父の人生哲学を満喫できることを期待していたのだが、そういった方向性ではこれまでのマダオ回にくらべるといまいちだったと思う。激しい状況の変化とキャラたちの強い感情表現に構成がついて行けてない感じ。特に、…

第7話 「ボーイ・ミーツ・ガール」

前半のバトルは壮絶な出来だったが物語的には問題の解決以上に謎が深まったという感じで、期待していた程の胸いっぱいの感動はなかった。まあここで満足して視聴者に退場されては作り手としても困るだろうので、シリーズ全体への引きの戦略としてはよくでき…

 第7話「キラメキ」

キラメキの家や言動などの作り込みは異常なほどに手が込んでいて非情に見応えがあるのだが、それによって描こうとしてるのが単に他人のことを考えられない悪人という紋切り型の人間像でしかなさそうなのはあまりいい気分がしなかった。(まだ次回以降を見て…

第7話「花が咲いたら」

このアニメはストーリーやキャラクターの性格に統一性がなく、頭で考えるとつまらないのだが、どこか不思議な魅力を感じている自分がいる。なぜか考えてみたいと思う。この作品でパロディやメタネタが多用されているのは銀魂と同様だが、銀魂の場合はそれら…

第7刻 「ほたる」

問題の解決が安易すぎるのと作画・演出の質の高さ、それから立派すぎる主人公のつまらなさと相変わらずの作り。特に終盤の残りものを無理に詰め込んだような構成はどうかと思った。次回でフォローがあるのかもしれないけれど。どうも諸悪の根源はひなた(ほ…

第6話 「それ…なんの冗談?」

なんだこのチープな昼ドラ的展開と演出は。これだけを見る分には悪くないんだが、前回までのなんだかよくわからない中二病心をくすぐる作りとのギャップがありすぎる。驚きの展開というのはオーソドックスさとの緊張感の中で始めて生きるのであって奇抜なこ…

第6話 「STILL ALIVE」

相変わらず現行のどの作品よりもワクワクして次回が見たくなる作りだが、一つ気になるのはBGMの使い方がチープであること。せっかくリアルな作りなのに、紋切り型のBGMが意識に上るとどうしても嘘くさく感じてしまう。BGMで強調しなくても伝わるという、自分…

高松信司の学生時代の自主制作映画があがっている。http://xn--owt429bnip.net/2008/02/jet.php今も昔もベタでメタな作風が変わってないことに感動した。まあメタが特徴の監督というより、自主制作にしろアニメにしろ、あり合わせのもので最大限の面白さを得…

 第6話 「サケビ」

これまでは中学生の妄想的なインチキ臭さが鼻についていたけど、今回のはリアルに中学生的な妄想に苦しむ人間がベタに生々しく描かれていて、作り手の倫理的な真摯さを強く感じられる回だった。というか前回と今回の明らかな雰囲気の対比を考えると、全話通…

第6話 「てのひらのたいよう・後編」

このオチはかなり現実にはあり得なさそうなものだったけど、当人の声優の演技がすさまじくリアルで強引に納得させられてしまった。もっとも面白いけどもっともあり得ないような展開を、声優の演技力で強引にリアリティのあるものにしてしまうという力技。狙…

第92話「人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ」

全部で10分にわたるメタネタは明らかに手抜きなのだが、手抜きが決してつまらなさにつながることごないのがすごい。こういう話は一見アニオタが喜ぶだけのように見えるけれど、実際は子供も裏世界を見せられてるような感じで非常に喜んでるんじゃないかと思…

第5話 「囁かれし者」

とりたてて書くこともないような作品だか相変わらずB級に面白すぎる。true tearsのような複雑な見せ方をしてる作品には拒否感を感じて、こういう単純明快さを歓迎してる自分は年をとってしまったのかなあ、と思った。

第6刻 「ゆい」

田端ゆいよ、おまえもか。というわけで次々とこうもあっけなくヒロインたちが心を入れ替えてしまうのはどうかと思う。前回はひなたが祖父の期待をあっけなく裏切ってしまったわけだが、今回はゆいが祖父の敵をあっけなく許してしまった。まあ都合良く物語が…

第5話 「おせっかいな男の子ってバカみたい」

全体的に感情の動きとコンテがバラバラで非常にまどろっこしく感じた。僕には意図的な攪乱以上の意図は読み取れないが、それ以上の何かをやってるんだろうし、何かを感じてるような気もする。シーンの切り替えのタイミングやシーンの配置の仕方も大幅にセオ…

第5話 「タダイマ」

前回以上にシリーズ序盤の殺伐とした空気から浮いた雰囲気で、普通のロリ萌え魔法少女アニメみたいだった。その方向性としてはとても良くできていて、フミカのツンデレな側面やフミカとチアキの砕けたやりとりなど、普通の萌えアニメ以上に微笑ましく感じた…

 第5話 「スクール水着とバンパイア」

サブタイのわりにはスクール水着率低すぎ。サービスシーンは充実してるんだが肝心のお話が薄っぺらくていまいち楽しめない。キャラソンのお披露目をするのはいいがもっと効果的に使わないと話がつまらなくなるばかりかCDも欲しくならない。視聴継続する気が…

第5刻 「神楽」

全体的に感情表現豊かでよかったけど、はやみの時と同様にひなたが心変わりをする過程の描写が不十分で、あまり感動的でなかった。不十分というのは結果に至る過程に説得力がないということより、仲直りを押しとどめていた障害がいまひとつ説得力がなく、そ…

第90話 「やせたいなら動け食べるな」

今期に入ってますます暴走している銀魂だが、あらゆることをやり尽くしてついにグロに手を出してしまったという感じ。正直言って見てて気分が悪かったし銀魂としてはそれほどクオリティの高い回でもなかったが、これまでの勢いを併せて考えると自然な成り行…

第17話 「スピーチコンテスト危機一髪!」

喧嘩の脚本の出来の悪さをあざ笑っていた僕はきっと勝ち組。全体的に丁寧な作りで、どんでん返しも最後のスピーチのアイデアもよかったんだが、どうも全体的にライト過ぎる感じがしていまいち感動的じゃない。その辺プリキュアだったらもっと心のこもった作…

第4話 「はい、ぱちぱちってして」

前回まではわかりずらい点が多くてストレスがたまるようだったけど、それぞれのキャラの立ち位置が明らかになってくると上質な青春ドラマとして楽しめそうな気がしてきた。この作品はどうも主人公を除いてアップや内面語りによって安易にキャラの内面に近づ…

第4話 「キッド・ナップ」

BGMや展開などあきれるほどB級な作りが面白くてしょうがない。こういうわかりやすい作りがアニメの普通の姿であるように思うのだが、同時進行で僕が見ている今期のアニメにはこんなにわかりやすく盛り上がってる作品は一つもない。最近のアニメは何かおかし…