ロケットガール

最終話 「ロケットガール -rocket girls-」

うまくいったかと思ったら絶体絶命のピンチに陥って、ギリギリでそれを克服してハッピーエンドという予定調和の内容で心が動くところがなかった。演出や脚本の出来自体は悪くないと思うんだが、意外性がないと何度も見返した作品を見てるような気分になって…

第11話 「ターンスタート -turn start-」

今回はさすがに展開が早すぎて感動してる余裕がなかったという感じ。前回から引っ張ってきたパーツを取り除くミッションがあっけなく終わってしまって拍子抜けだった。シリーズ後半の主役であり、前回まではかなりフィーチャーされていた茜の考えていること…

第10話 「オービター -orbiter-」

急展開で詰め込んでるのはずなのにちっとも急ぎ足だとは感じず、むしろ20分程度の話だとは信じられないぐらいゆったりとした時間を感じられる構成と演出だった。一番良かったのはやっぱり電話中の茜の両親の居場所の話で、ほんの短い時間で茜の家族の絆を十…

第9話 「キックモーター -kick motor-」

「箸でポテチ食ってんじゃねーよ!!」茜がジャングルの踏破訓練のゴール寸前でゆかりたち一堂に迎えられるシーン。みんなで声を出して応援してツンデレはツンデレなりにこれ見よがしに応援していて、ゴールする方は都合よく時間ギリギリで体力的にも限界。…

第8話 「セパレーション -separation-」

今回も特に派手な展開はないものの、密度のある構成で茜を中心にキャラ達の心情が十分に描かれていて、また、ラストであろうロケットの打ち上げに対する明確な障害が示され、シリーズ全体の構成としても十分な展開だった。なぜ宇宙に行きたいのか、どこが宇…

第7話 「グラヴィティ -gravity-」

「星、見えないや」 こんだけのんびりした日常話をやるぐらいなら、前回の急ぎ足の展開を今回のAパートまで使ってやったほうがよかったというような声が聞こえてきそうだけど、そうとも思わないのです。前回までの綿密な展開があればこそ、今回のゆっくりし…

第6話 「コントロール −control−」

とても二十分程の出来事とは思えないほどに密度のある展開。特に強い印象に残るシーンや際立った技術に感心することもないのだが、構成や演出が上手く、内容の要求する表現は十分に行われていたと思う。前半は基地とロケットの間のやり取りは、過剰に恐怖や…

第5話 「イグニッション −ignition−」

「あの子、よさそうな子ね。」とマツリのことを言うゆかり母の人を見る目は抜群なのであって、今回はマツリ@生天目の存在感が非常に印象に残った。プリキュア5ののぞみとはまた違った天然さで、得体の知れない自信が妙に説得力がある。表立っては語られな…

第4話 「カウントダウン −count down−」

「うるさいこの裏切り者!」と相手の意見を聞こうともせずに感情で動いてしまうゆかりを見るのがもう楽しくてしょうがないわけです。唯一同じ立場にいるはずのマツリがあさっての方向を向いているので、ゆかりはこの小さい体で基地の大人達全員に対抗しなけ…

第3話 「ランチパッド -launch pad-」

「この基地の連中は、夢を持っている。宇宙への夢をな。」 「任務じゃない。お祭りのみこしに乗るんだ。」勝手な都合で宇宙に行かされることに反発するゆかり。成績の低下を指摘され、やりたくてやってるんじゃないと言うシーンは声優の演技も演出も含めて説…

第2話 「アッセンブリ -assembly-」

ゆかりのはだかが萌えでもなんでもないだけに却って生々しくてエロい。特に不自然な点もなく、特別に感動したり驚いたりする点もないものの、テンポよく話が進んで普通に楽しめる話だった。特に個性もなく普通に少し気が強いだけのゆかりは、状況が非日常的…

第1話 「ディスティニー -destiny-」

原作: 「三十七キロ、よし、サイズは?」 「身長百五十四センチ、スリーサイズは上から八十一、五十四、八十二.――それから」 さつきは付け加えた。 「きわめて健康です。」 那須田はゆかりに目をすえたまま・・・アニメ版: 「よしサイズは?」 「身長153セン…

2007年第1クール終了&視聴中止