2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

第5話

面白くなってきた。特に序盤は単なる痛い子として描かれていた大河が今回は他人の悪意に動じず、他人の心を読める大人びたキャラとして描かれていて、逆に大人びていた竜児が女の色香にカンタンに騙される子供じみたキャラとして描かれていたのに、一枚岩で…

第4話

ようやく話の方向性が見えてきた。アイデアとしては面白いけど現実では絶対に上手くいかないような机上の空論を、フィクション内で都合良く行ってしまおうという作品らしい。リアリティがないといわれればまったくその通りだけど、面白いかと言われれば絶対…

第4話

相変わらず話の方向性は見えてこないままストーリーは複雑さを増して行き、強烈なイメージの連鎖によって言葉にならない作品全体に対する印象が形成されていった。まだこの作品が基本的にミステリなのかということすらわからないので、今になっても様子見中…

第4話

シリーズ全体の雰囲気とファンの求めるものに忠実に従って作っただけのようなストイックな作りで、その意味では非常に楽しめたものの、シリアスでもギャグでもいいからもっとこの作品ならではの予想を超えた魅力がほしいとも思った。同じギャグ中心の作品で…

第4話

前回シリアスすぎた反動か賑やかなギャグがノリにノリまくった回だった。でもいちいち過剰なギャグ表現でストーリーの進行が止まってしまうのは多少煩わしく感じた。LMEの新しい企画のストーリーは、展開の自然さよりストーリー進行の都合が優先されたようで…

ONE OUTS−ワンナウツ−も面白すぎる。

第2話

1話があまり面白く感じなかったので切るつもりだったのだけど、『今日の5の2』でみる注目の演出家・上坪亮樹、演出・レイアウトの極意1-アニメの演出〜表現技法と構造分析で演出の解説がされていたので勉強のつもりで見てみた。解説は恐ろしく勉強になった…

第4話

痛々しい青春を生きる若者の姿がとてもリアルに描かれていて強く心を動かされた。が、これが好きかと言われるとそうでもないように思う。何が嫌かと考えてみるに主要キャラたちが無条件に持っている善意がリアルなコンテクストで描かれていることだと思う。…

第4話

前回の犬の話とは違ってゆっくりと話の焦点が明らかになっていって自然に話に入り込めた。この作品は日常シーンが本当に日常っぽいのでそこを上手く導入に使うと入り込みやすいストーリーになると思う。というわけで焼きそばでヒメの現在と過去のつながりを…

第3話

素で騙されてしまった。作品の雰囲気にそぐわない本格的なホラー演出に違和感は感じてはいたのだけど、まだシリーズ全体の方向性があまりわかっていないために意外にシリアスな作品なのかと思ってしまった。にしてもホラーが日常系ラブコメのネタにしては恐…

第4話

うーんなんというかこの画面中に溢れる気恥ずかしさが見ていて疲れてしまう。今回に限った話ではなく。それはたぶん他のラブコメと違って、シリアスをギャグに転調させて雰囲気の安定化を図るということをしていないからだと思う。逃げることなくリアルな恋…

第4話

今回もとても良かった。特に虎子がいろいろな側面からとらえられていて、彼女に単なるボケキャラをこえた存在感を感じられたのが良かった。シリーズの最初はボケキャラとして始まって、前回はツッコミ役。今回は基本はボケキャラながらも、序盤で歩巳に見と…

第3話

ギャグもシリアスも安定して面白く、安心して楽しめる話だった。原作は知らないが作風的にもやはり前回はエキストラエピソードだったということのよう。今回の話を見る限りシリアスを本気で作っているように思える。ドクロちゃんにはあまりシリアス成分はな…

第3話

なんかもうすごい。ただただ強烈なイメージの洪水にあんぐりと口を開けながら圧倒されるばかりだった。このまま話はこちらの理解の範囲内に収束していくのか、それともこちらの理解を超えてイメージだけが暴走してしまうのか。先の展開が全く読めないので続…

第3話

どう見てもネタにしか思えん。最初のデッドボールの理屈もねーよと思ったけど、東亜の契約の話とかもうハッタリで強引に盛り上げてるようにしか見えない。相手のチームの東亜に対するリアクションが描かれないのもどうかと思う。徹底して理屈の説得力やキャ…

第1話

典型的な痛いオタクの真に迫った描写と、日常の中に非日常が垣間見える構成が素晴らしく、本気で見入ってしまった。拓巳は思考パターンや内面のセリフなどが、単なる一般的なオタクのイメージに基づいたものではなく、本当にネットにのめり込んでいる人らし…

第3話

人間が笑って泣いて成長していく姿がストレートに描かれていて心から感動した。小さい頃はこんな感動をいつも物語から与えられていたような気がするのだけど、いつからそういう経験をしなくなってしまったのだろう。

スキップ・ビート!が素晴らしすぎる。

第2話

全編にわたる日常芝居が素晴らしく、大きな感情の揺れを描くドラマが余計に思えるほどだった。とにかく動作の一つ一つが丁寧に描かれていてリアリティを強く感じることができた。物語は凡庸でも見せ方一つでこんなにも見れるものになる。ただしそれにしても…

第3話

エロゲ的世界観で描かれるシリアスな人間性というのはカテゴリカルに好きになれないものの、しっかりとしたドラマが描かれていて物語に引き込まれた。細かい動作まで描かれた京アニクオリティの感情表現が良く生きていたと思う。しかし本気で楽しもうとする…

第3話

堀江由衣のわざとらしい演技に違和感を感じまくりだったけど、オチはその違和感があったからこそ説得力があり、不意に感動させられてしまった。竜児が実乃梨を好きな理由もそのシーンの前では納得できなかったけど、そのシーンで納得できた。一枚の印象的な…

第3話

前回同様お仕着せの物語とプレスコと出来のいいアニメーションによる熱い感情表現のギャップが気になった。特に犬になぜ人間扱いするほど愛着がわいてるのかよくわからないのが良くなかったと思う。しかしヒメの心の問題はまだ解決していないので、解決編で…

第2話

様々な伏線がはられて面白くなってきた。中心的な視点が頼子を離れて刑事や小説家などの周囲の人物に移っているのも複雑な世界観が感じられていい感じだった。原作がまともな小説のようでシリーズの構成はちゃんと練られてるんだろうし、相当に面白くなりそ…

第3話

今回も隅から隅まで面白かった。新キャラ二人のお当番回。学園ものとしての地盤をしっかりと固めている印象。ストライクウィッチーズのように中途半端にストーリー拘泥せずにキャラ描写を楽しめるのはある意味幸せなことだと思う。Aパートは歩巳がツッコミ役…

第2話

わかりやすいストーリーとキャラの感情のストレートな表現が熱くとても楽しめた。でも東亜の紋切り型な設定と児島のムシ暑い男らしらしさは古くささを感じてしまい、心から楽しむというわけにはいかなかった。毎日薪を千本割るとか自分にはなんだかさっぱり…

第2話

山本寛脚本・コンテ・演出は伊達ではなく、文句なしに面白かった。タマ子の健気さは十分に伝わってきたし、終盤に向けてひたすら盛り上がっていくスラップスティックはただひたすら爽快で、しかもタマ子のシリアス描写をぶち壊すことが一切なかった。気に入…

第2話

前シリーズが気に入らなかった自分としては存外に楽しめた。ストーリーの進行はゆっくりすぎるけど見せたいものははっきりしてるし、ギャグは面白くハイクオリティで全く飽きが来なかった。銀魂の新八と春原の違いは新八はどんな情けないように見えても基本…

第2話

相変わらず息つく間もない面白さ。次から次へと意外な展開が派手なギャグ演出で描かれていて目が離せない。それにも関わらずシリアスシーンは本気の熱い思いが伝わってきて全体的には決して軽すぎる印象は受けないし、一番見せたいものが一途な思いに全てを…

第1話

原作の知識は皆無。状況説明の多くをナレーションで済ませているのはどうかと思ったけど、物語が普通に面白く、特に際だって悪い点はなかったので意外と面白く見ることができた。演出も流行りのアニメに比べると単純だけど物語を見せるための役目は十分に果…

第2話

さすがに速すぎる展開だとは思うけど、情熱渦巻く青春物語をラブコメのフォーマットで飽くまで軽く描くという作品の方向性をはっきり提示できていたのは良かったと思う。この作品の主役二人は関係が恋人に近いけど恋人でないという点で微妙だけど、二人とも…