2009-01-01から1年間の記事一覧

とある科学の超電磁砲 第13話

是非水泳部&婚后製カレーの完成品を見たかった……息抜きの水着回ということでつまらなくはなかったのだけれど、第2話のハイテンションなギャグ回と比べるとどうしても見劣りした。例えば第2話のAパート冒頭のワインを持ったネグリジェ姿のしシーンと今回の彼…

とある科学の超電磁砲 第12話

満足のいく結末ではあったけど、良くも悪くもこの作品らしい締め方だと思った。まず胎児型の化け物が出たのはあまり良くなかったと思う。脳のネットワークが生み出した何ものか、という部分までは納得がいくけど、それが胎児といういかにもな形をしていると…

テレビでやっていたクレヨンしんちゃん『オトナ帝国の逆襲』で映画的に強く感動した後に劇場版風の展開の締めだったレールガンを見て、レールガンの評価を分不相応に下げてしまった人は僕だけではないと思う。オトナ帝国が「家族」を正面から描いているのに…

ささめきこと 第11話

純夏と朱宮のデートのときと同様に、作画が悪いのを開き直っていて終始テンションが低い回。それでもシリアスシーン・カットが決してハッタリには見えない深みを見せているから素晴らしい。たとえばあずさがプールサイドで純夏と風間が遊んでいるのを眺めて…

とある科学の超電磁砲 第11話

まったく先週の大げさな引きによる期待を裏切らない内容で、心から楽しんで見れた。特にストーリーがシリーズ序盤は背景に過ぎなかった学園都市や超能力のあり方と深く関わる物になってきたのが良かった。シリーズ序盤はコメディアニメとしての側面が前面に…

けんぷファー 第11話

文句なしにクズな最終回でした。さらにクズであるということをネタにして演出してるようにも見えるからもうどうしようもない。まあシリーズ全体としては最初と最後が最低だったけど中盤はダラダラやっている中でもキャラの魅力が少しずつ見えて来て悪くはな…

ささめきこと 第10話

予想の斜め上とは良くいうが、今回の話はまるで予想の斜め上の斜め上の斜め上……とくり返して行って最初の予想に戻ってくるようなある意味怒濤の展開だった。例えばBパート冒頭の純夏の転倒に始まる気合いの入りまくったギャグシーンはそれだけで今回の雰囲…

とある科学の超電磁砲 第10話

シリーズ全体の転機となる回で、それにふさわしく素晴らしい出来だった。特に初春と佐天が電話するシーンと美琴が黒子の怪我を気遣うシーンは、これまでのそれぞれのペアの関係性の表現の一つの頂点であり、心から素直に感動できるものだった。しかしやはり…

ささめきこと 第9話

今回は序盤から非常に重くて痛い話のようではあるんだけど、これまでのこのアニメを見た経験から制作者が必ずきれいにまとめてくれるという安心感があって、全然嫌な感じはしなかった。その登場人物達の庇護者としての制作者の視点は例えば蓮賀の立場に仮託さ…

第9話

今回は佐天と黒子の対比がテーマになっていたわけだけど、その対比を強調する直球のシリアスな表現が両方ともとてもよくできていて、最近のアニメではまれに見る演出と構成の統一性があるエピソードだったと思う。そういう重いシリアスな表現は僕はいつも嫌…

第8話

風間と純夏の距離の取り方が、友達以上恋人未満の関係の表現を至上命題とするラブコメとしてこれ以上ないぐらい絶妙で、その中で揺れ動く繊細かつ豊潤な感情表現が至福の時間を提供してくれた。僕は重すぎず軽すぎないラブコメが見たいといつも言っているが…

第8話

第1話を見た時にはどうしようもないクソアニメだと思ったのだが、ダラダラ続きを見ているうちに最新話まで追いついてしまった。このアニメは構成力が壊滅的で物語として見れたものじゃない。今回もデート回なら普通は不良に絡まれるとか何かしら盛り上がる展…

第8話

うーん、なんだか自分好みではない方向にむかってる感じ。まずシリーズ序盤からの伏線をいろいろと回収したり今後の展開を巧妙に仄めかそうとしているのはいいんだけど、以前も言ったようにそういうミステリ的な面白さについてはこの作品はいまいちで、今回…

第7話

妹wwwww 作画wwww あといろいろwwwww てな感じで終始ローテンションな中口元が緩みっぱなしなエピソードだった。そんな中でもシリアスシーン(orカット)で確実に直球ストライクを決めてくるからこの作品には恐れ入る。

Ever17

古典的名作もやってみようということでEver17をトゥルーエンドまでプレイ。タネは知らずにやった。(以下ネタバレはほとんどなし)率直な印象としては評判ほどには面白くなかった。確かに種明かしはビックリしたし、文章が上手く、各シナリオにもそれなりの見…

けんぷファー 第2・3話

第1話がクズだったので続きを見るつもりはなかったのだが、なんとなく気楽に見れる萌えアニメが見たくなって続きを見たら、これが存外楽しめた。シリアスはないし、ギャグは冴えないし、萌えはあってもどこにでもあるものでしかないと思うが、少なくとも主人…

とある科学の超電磁砲 第7話

所々絵が荒く、演出的にも不自然なところが多く、いまいち楽しめなかった。一応犯人はだれかというミステリ的な話もあるんだけど、そういう面白さについてはもともと大したことないシリーズで、そこも楽しめなかった。初春が非番なのに腕章を付けていたのは…

なんかtrue tearsで検索して来る人が増えた。BDの宣伝効果かな? 一応ここでも宣伝しときます。2000枚分予約入金で生産決定だそうです。 true tears Blu-Ray BOX 予約申し込み 欲しいけど高いなあ。でも見返せばきっと新たな感動や発見がたくさんあるんだろ…

第6話

お泊まりというのは百合ならではのストーリーだけど、概ねラブコメの王道展開として十二分に楽しめた。この話を見て特に思いだしたのはスクールランブルの天満が播磨を誘って烏丸のプレゼントを買いに行く回で、基本的にそれと同じ種類の面白さがあったと思…

第6話

美琴のジャッジメント体験入学。美琴の登場するワンシーンワンシーンが丁寧に作ってあって、美琴に対する親しみがものすごく感じられる回だった。このアニメは(今のところ)何よりもキャラクター主体のアニメで、その意味で毎回非常によく作られていると思…

第5話

中盤まで良質ではあるがどこにでもあるギャグアニメでまあこんなもんかと思っていたら、終盤うまいことまとめられてまたしてやられたという気分になった。ギャグ・日常回であるにしても、ただそれだけにせずにキャラの新たな側面が理解できるようになってい…

アニメの面白さの説明を説明する その1

性懲りもせずあるアニメ作品がなぜ面白いのかを説明するとはどういうことかを考えてみる。まず「説明」一般における問題を考えよう。ある事象の理由を説明するということには、二つの問題が付きまとっている。一つは(1)その事象自体が特定されていないことが…

BGMについて

第2話を見返す。このアニメは思っていた以上にすごいアニメなんじゃないかと思う。この回で顕著だったと思うが、このアニメはBGMが日常シーンなどのあるべきところでなく、BGMがあってもヘンテコな使い方である。ヘンテコではあるが一つ傾向としていえると思…

とある科学の超電磁砲 第5話

冒頭回想から入って、今回は現在のメインキャラ達はでないのかな〜って少しがっかりしたけど、しっかりと彼女たちを登場させていて、さすがにキャラアニメとしてなにが求められているかよくわかってると思った。過去エピソードは黒子の真剣さと黒子と初春の…

なにがJOSHIBU♪だwwwアホすぐるwwというわけでささめきこと第四話。この作品は重くシリアスで洗練された芸術作品であるかのような錯覚を抱いていたのだが、今回の話の数々のギャグシーンを見て本質的にバカアニメであると判断した。前回は風間が頭が悪すぎる…

とある科学の超電磁砲第四話。ベタを通り越して古典回帰ともいえる美琴のツンデレぶりに激しく萌えた。飽くまで主要キャラ四人を中心に据えた構成も楽しい。前期ちゃんと見とけば良かったよ。

三話。そこは例え**であっても唇を接触させてはいけないはずなのだが。どうも僕の考えるラブコメとはどこか違うらしい。あと風間がギャグ要素の一貫だとしてもちょっとアホすぎるように思った。そしてBGMの使い方が相変わらず非常に大胆。とはいえまだまだ…

ささめきこと第二話

純夏が走って追いかけてるシーンに特に顕著だったけど、BGMがそれがなければ得られるであろうシーンの雰囲気をぶち壊しにしていて、それが作品の重い空気を中和して甘ったるい空気にしてしまっている。ほとんどMADムービーみたいな印象。これは重い空気が嫌…

とある科学の超電磁砲第三話。前回に比べるとキャラクターの魅力が前面に出ていない分物語や設定の粗が見えてしまっていたように思う。とはいえ面白すぎもつまらなすぎもしない安定感のある作りは健在。世の中も自分の人生も絶えず変わっていく中で変わらな…

今期アニメの第1話を3本見る。その内2本は第1話としてはクズだったが、「ささめきこと」が素晴らしかった。過剰に印象的なピアノのBGMに乗せられた女の子の感情模様が甘く幻想的で心地よく、それでいてリアルな痛みも逃げることなくしっかりと表現している。…