2007-05-06から1日間の記事一覧
監督変更ということだが、それを意識すると非常に変わったような気もするし、作品の方向性は何も変わっていないような気もする。個人的にはそのアナウンスのおかげでこれまでとの違いを意識して見るようになったので、少しはためになったのかなと。出来はあ…
「お互い経費がかけられないと苦労するねえ。」脚本の出来はいいし、バトル作画やキャラらしさの表現はシリアスもギャグもよかったのだが、前回のりんの話同様に今回の主役であるかれんの心情の変化や成長といったものがあまり感じられず、感動にはつながら…
「どうしてあの人がモンタギューの息子なの。例えこの花に名前がなくても、甘い香りに変わりはないのに。」原文。第二幕第二場、バルコニーのシーン。 'Tis but thy name that is my enemy;Thou art thyself, though not a Montague.What's Montague? it is …
「いくらおばさんでも、頭の中の台本までやぶれないわ。」ストーリーとしては予定調和に進んでいくだけで物足りなくもあったが、それぞれのシーンの描写は丁寧で楽しめる回だった。特にエミリーの劇本番のシーンは画面の構図や二人で短く切って交互に言うセ…
デルトラクエストには珍しくよく動くバトル作画が圧巻な回だった。しかし動きが派手なのはいいのだが、あまり自然な動きには見えず、奇妙な印象を受けることも多かった。それにしてもジョーカーを何度も叩きつけるときのジャスミンのうれしそうな顔は、人間…
肝心のキャラ描写にどうも一貫性が感じられず、作画や動画も不自然なところが多く、また今回のテーマがなんだかもあまりつかめず、あまり楽しめなかった。野乃はシリアスな描写とギャグの描写の間に一貫性が感じられず、またマゾヒストという面ばかりが強調…
このアニメは中世西洋風の舞台でのロードムービーという点でエル・カザド同趣向だが、空気観やプロットの大枠自体は良いものの、脚本の薄さから底の浅い印象しか受けないのも似ている。同じ脚本の薄さでもエル・カザドは事情をはっきりとセリフで語らないこ…