2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第5話 「ときめき色の星空」

「新月だから・・・星、よく見える。」あーもう素晴らしすぎる。これほどにベタに恋愛の表現をやって成功した作品がこれまであったでしょうか。まず音響と美術によって夏の海や自然の空気感が見事に表現されていて、青春物語の舞台としての役目を十二分に果…

第18話 「諍う女」

「子供は、色でいえば、白と黒しかないんだ。」寝ぼけてるL.A.萌え〜。話はあまりにも予想通りのオチでつまらなかった。これまでの傾向から察するに、この制作者は素でこれが面白いと思っているように思われます。まあ制作者の思い込みの全然ない優等生的な…

Die dulci fruere!

よい一日を!

第30話「新たなる怪物オル」

「次回 さよならジャスミン」!?マジですか。大丈夫だろうとは思うが万が一ということがあると思うといても立ってもという感じ。ちなみに今回の脚本は6月24日に亡くなった桶谷顕さん。いつ書かれたものなのかは知らないが、本当にギリギリまで仕事をされて…

第17話 「お天道様のもと」

パロディやEDネタなどで遊んでるうちは、まだ本編の日常表現がそれらと独立して一貫性を保っていたのでまだ良かったのだが、今回のかがみ一家の深刻な表現を使った長めのエピソードは、明らかにこれまでの日常描写から浮いていて、しかしパロディやネタの側…

第4話 「見せてあげるんだから」

ほとんど女性キャラの登場シーンが裸か下着で、エロいはずなんだけどあんまりエロさを感じない。なんというかキャラたちに不純さがまったくなく、タイトルどおり健康的な印象しか受けない。その点不純さに満ち溢れたSchool Daysとは正反対。裸を見せるという…

第4話「休日の街角」

「一筆一筆、思いを込めたいんです。」 瑛花が非常に友好的なのに驚いた。打ち解けることのできないキャラという設定かと思ったのだが、先週の和解もあり、もともとそういう設定ではないらしい。そう考えれば、しっかりした先輩として、良く描けていたと思う…

Brevior saltare cum deformibus mulieribus est vita.

人生はブ○とダンスをするには短すぎる。

第4話「無垢」

「わかんねーよ、そんな、女の子の気持ちに沿ったやり方なんて。」実に面白い。登場人物の誰もが他人の心を完全に理解していおらず、自分の行動がどういう結果を生むかということに自信を持てない。見てる側にとっては安心できる視点を獲得することができず…

第16話 「あなどるな」

「レンレンっていうな。」最初の方の練習試合のときはあまりにも試合が理屈に沿って予定調和的に進んでしまうのが、次に何が起こるかわからないという緊張感をなくしているように思ったけど、今度の試合は結構恣意的な進み方をさせているようで、予測不能な…

pax vobiscum.

平和があなたと共にありますように。

第66話「華より団子」

「わりいがこちとら、頑固であきらめの悪い、アナログ派でね。」今回は銀魂では珍しく、徹底的に頭の悪いジャンプのギャグマンガ風のノリだった。構成は適当だし、不自然な展開だらけ。いかに普段丁寧に作ってあるかわかる。それでもキャラクターとセリフ回…

第17話 「迷子の兎」

「それにしても、北国の人ってのは肝が据わってるね。」先週同様、コンテによる感情表現や伏線の貼り方が上手くて、非常に見応えのある回だった。コンテが先週に続いて監督なので、2話セットで力をいれて作られたものなんだろう。しかし、裏切りの動機がそれ…

第17話 「とりかえて、魔法」

「お茶、頂けるかしら。」好みの問題だろうが半動物のキャラデザはどうも馴染めない。エルフ耳とかもダメだし、本当に付いてるネコ耳もアウトなので、僕は普通のオタクと比べて奇形に対する抵抗が強いように思う。まあなんというかあまりに普通の物語で突っ…

Exitus acta probat.

結果が行為を正当化する。

第4話 「夏色のプールサイド」

「始めてだ、秋姫のこんな表情。」なんというか、この作品は毎回素で感動してしまう。まず前回もいった視聴者にも登場人物にもメタレベルへの逃げ場のない作品世界というのがある。その制約の中で、石蕗のすももに対する励ましも、すももの努力も、どこかそ…

Ubi dubium ibi libertas.

疑いのあるところ、自由あり。

第17話 「追い詰める女」

「また、エリスに怒られちゃった。」なんだかL.A.の登場シーンのインパクトが毎回強すぎて他のシーンを全部持っていってしまってるような感じだなあ。今回は非常に話がわかりやすかったのだけど、そのわかりやすさが何か普通の人の想像を越えたすごいことを…

第29話「カーン部隊を叩け!」

「刺々しいのはジャスミンだろ。」どうも脚本が安直過ぎてあまり楽しめなかった。偶然通ったヘビを見て、そういえば大ヘビと闘ったこともあったわとかいわれても白々しくて萎えてしまう。新OPはジャスミン率が高くていい感じ。バルダとリーフがそれらしく…

Caeca invidia est.

嫉妬は盲目。

第3話「魅せる!!!」

例えば今回あむろが胸をさわられたときの反応とか、前回の自分の気に入った人になら裸を見せるとか言う考え方は、これまでのどの女性ヒロインキャラとも違うように思う。これまでの女性ヒロインの性に対する態度っていうのは、大体徹底的に開放的か、徹底的…

第16話 「リング」

「つーかすごい曲だな」誰もがあれを聞いてこんな風に反応してくれればオタクも居心地の悪い思いすることないのに。かがみはオタクの理想の女友達ですね。前回は過ぎていく時間のはかなさを感じさせる描写が多かったけれど、今回は元に戻って日常描写とパロ…

Timendi causa est nescire.

デザインを少々変更。どこもページの本体の横幅を固定してるんで真似してみたけど、こっちの方が見やすいんだろうか。

第3話 「飛翔」

パラシュートとかないの?と誰もが突っ込んだであろうこの展開。一応オタクとしてある程度のご都合主義には目をつむる訓練ができてるつもりだけど、ここまで露骨だとさすがに違和感を感じる。瑛花が音羽のことを受け入れてしまったのは安易すぎたんじゃない…

第27話「恐怖の山にひそむ者」& 第28話「巨大ゲリックを倒せ」

閉じ込められた部屋からの脱出法やらゲリックの倒し方など、伏線の回収を含めた小細工がいろいろと利いていて面白かった。今回は人間ドラマという点ではあまり見所がなかったように思うが。

第2話 & 第3話

あまり設定や人間関係を理解していないうちに、あれよあれよとエピソードが動き出してしまって置いてきぼりを食ったような気分。やはり一見の視聴者のための構成がなってないように思う。でもビジュアル的には優れてるので見続けてしまいそう。

第14話 「先取点」

「今日はきっと、今まで最高のピッチングができる。」ほとんど一回分しか進んでないのに一試合分のドラマがあるような、実に密度のある作り。単なるヒットやアウトがまるで一試合の一番重要なシーンであるかのように描かれていて、いかに野球の試合の一瞬一…

第3話「すれ違う想い」

「期間限定抹茶たっぷり白玉あんみつ。ドリンクはアイスコーヒー。無糖。」恋愛に対する理想と現実のギャップに悩みながら、時には周りの人間に助けられ、他人の気持ちをいたわりながら愛することを覚えていく。そういう普通の少年少年マンガ的な王道ラブス…

Nec possum tecum vivere, nec sine te.

おまえと共には生きていけない。しかしおまえなしでは生きていけない。

第65話 「少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る」

「ケンカはがたいじゃねえ、度胸じゃ!」全編銀魂節全開のギャグとパロディで構成されていて、テーマもへったくれもない話だった。大歓迎ではあるんだが、他の話数とのキャラの性格の整合性という点ではいかがなものかと思う部分もあった。