2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第6話

ストーリーが単純すぎるように感じたけど、素直なラブストーリーで素直に楽しめる話だった。やはり僕はエロゲ的な嘘臭さが弱いとこの作品を楽しめるということらしい。ただ志麻君が美佐江を好きになった理由は叱ってくれる云々のセリフと普段の行動から納得…

第8話

繰り返されるキョーコが奏江を怨念で縛りつけるギャグとかが面白かった。特に奏江がキョーコがラブミー部部員だと気付くときの、キョーコのこの作品にしては過剰にデフォルメされた表現が良かった。お話の方はこの作品らしくしっかりした構成で、すっかり忘…

第8話

相も変わらず、面白いけれど違和感を感じた。ギャグキャラとしての印象しか受けてない大鉄にシリアスなストーリーに関わるらしい役割を負わせているのが問題なんじゃないかと思う。事前情報皆無の身にとってはシリーズ全体のストーリーなるものがあるのかど…

第9話

恐らく絵コンテが適切だったためだと思うけど、特別に興味を引く展開があるわけでもないのに見やすい回だった。あと各ヒロインの竜児に対する感情の見せ方が、今回に始まった話じゃないけどよく出来ていると思う。この作品は結局のところ主人公のことをたく…

第8話

ひだまりの人の特徴的な絵コンテ・演出で、コメディとしては非常に楽しめた。しかしこの作品特有の小学生らしい甘酸っぱさや痛さの雰囲気が演出が装飾的な演出のせいで消えてしまっていたようにも思う。この作品の一番好きな部分は何かと言われたら、僕は今…

第8話

ミステリとして話が進んでいくのはそれなりに楽しいのだけれど、今ひとつ話の焦点がはっきりしてなくてインパクトに欠けた。もうストーリーは半分ぐらいしか理解できていないので、ミステリとしてのきちんとした解決よりもキャラの心情表現とインパクトのあ…

第8話

毎回安定して同じような面白さを提供してくれてるので、あまり書くことがなかったりする。同じようなことをやって毎回飽きさせないというのはすごいことだとだけど、そうすると話題にし辛くなってしまうというのは、皮肉ではある。最後の監督のお詫び(地域限…

第5話

サイドカットが気になるため今回からBSの放送を視聴。今回は普通の回想ラブストーリーとしてとても楽しめる回だった。やはり僕が嫌なのはエロゲ的な嘘臭さであって、今回はそういうのがあまりなく、普通の恋心がキャラクターの行動の原動力になっていたから…

第7話

とても面白かったし良くできてると思うけど、こういう気の抜けた話はいつもの話に緊張感を感じていればこそ引き立つのであって、いつもこんな感じのシリーズでやられてもあまり嬉しいとは思わない。あと個人的な問題だけど笑っちゃうぐらいクオリティの高い…

第8話

主要キャラが揃い、彼らの立ち位置も明確になり、波乱の後にシリーズ一番の見せ場を済ませ、また安定したラブコメ的関係に戻ったということで、一話からの話が一応一段落したということのよう。その見せ場は一話からの積み重ねのおかげでとても感動的だった…

第7話

前回以上に深刻な雰囲気であまり見ていていい気分がしなかった。萌えアニメにしては過剰にシリアスな表現は虎子の表情などに第1話からあって、最初の頃はそれがいいアクセントになってると思っていたけど、こうも重苦しくなると作品に期待していたものと違い…

第7話

これまではなんだかわからなかったこの物語も、犯人は誰だと言う話が始まってミステリらしい雰囲気にはなってきたので、とりあえず安心した。魍魎についての話はあまり興味が持てず、ストーリーとの関係もよくわからず、アニメで見るには退屈に感じた。公式…

第7話

何十億単位の話とか10点以上失点して勝てるとかインパクトのある話の連続で相変わらず面白くてしょうがない。もう多少の作画の揺れや演出の小細工とかはこの圧倒的なストーリーの前にはどうでもいい感じ。

第7話

相変わらず感情豊かなキョーコは見ていて楽しかった。ツンデレ瑠璃子も可愛かった。しかしいくつか疑問点がある。まずキョーコが演技の時にあんなにも強い忍耐力さを持っていたのは不自然だと思う。キョーコがラブミー部に入らされたのは他人を喜ばせる能力…

第7話

今回は特に目を引くところもなく、元々のキャラクター性の薄さと言葉少なな物語がたたってあまり楽しめなかった。でも手を抜いてるというわけじゃなくて、もともとこういうストイックさを目指した作品なんだと思う。あと小学生らしく男子と女子が平気で体を…

第6話

相変わらず。ネタも面白いしシリアスシーンも印象的だけど、それらが分離してしまっていてお互いの間に必然性が感じられない。例えばらき☆すたはネタシーンがなければシリアスシーンの説得力がなくなり、その逆もまた然りという関係があったと思うけど、この…

第7話

いつもは自信満々なのにちょっとしたことで弱気になってしまう大河が見ていて楽しかった。今回の大河は軽くデフォルメされた顔で描かることが多かったたけれど、意外にはまっていて良かった。この程度のデフォルメが丁度いいのであって、やりすぎるとこの作…

第6話

キョーコの女ならではのエネルギーが素晴らしかった。キョーコがラブミー部の使命も不破尚への復讐も忘れて、名誉欲や優越感を得たいという欲求に臆面もなく従って行動してしまう様を眺めるのが心地よい。キャラクターがそういった大義名分をあっけなく忘れ…

「感想」と「評価」の違いについて

前回の議論で、「批評」とはある作品に対する評価とその根拠が述べられた主張であり、その「評価」とは客観的な価値判断をすることであることを述べた。そして「感想」は自分が感じたことを記述することであり、感じた内容を感じたという主張以外は主張を含…

第5話

映画とケメコの歌は濃いネタで楽しめたし、バトルもかっこよかったけど、シリアスの方は構成的にぞんざいで紋切り型以上の印象を受けなかった。シリアスシーンの表現自体は説得力があると思うけど、やはり物語として薄すぎると思う。今のところ三平太はいく…

第6話

普通のミステリらしい内容でこれまででは一番安心して見れた。アバンを除いて全編一つの部屋での会話と回想という、普通のアニメだったら眠くなりそうな構成だったけど、映像が美しく飽きることはなかった。特に京極堂が霊能者や超能力者の話をするときによ…

第6話

本編についてだけれど、正直あまり好きになれる話ではなかった。軽い萌えコメディであるはずのこの作品にしては話が深刻すぎる。それに主要キャラと精神的に強く関わる大人が登場するのもこういう作品にはふさわしくなかったと思う。その点を気にしなければ…

第6話

期待を裏切らない面白さ。予測不能な現実らしさを完全に排除して将棋のように徹底的に論理的な駆け引きを描いていて、フィクションならではの面白さがあるのが素晴らしい。恐らくこれは完全に原作の面白さで、それをそのまま描いてるから面白いんだと思う。…

かんなぎの中古騒動は、キャラクターに裏切られてショックを受けたというより、むしろ萌え系の作品の暗黙のルールが無造作に破られたことに腹を立てた人がいたということなのではないか。当該の作品を読んでないので推測だけど。かといって萌え系の作品に非…

第6話

小学生時代の青春を叙情的に描こうとしているのは前回までも所々で感じられたけれど、今回はかなりそれがはっきりと感じられる回だった。特にAパート後半の雨の降る中で、リョウタが暴れ回ってるのを他のカズミ以外のキャラクター全員が眺める場面と、カズミ…

第6話

相変わらず物語が薄くていまいちだった。どの展開もどこかで見たようなものにしか感じられない。ことはの悩みも、悩みを乗り越えたきっかけも、いまいち説得力がなかった。特に今回の話は鈴のエピソードと似ていた分余計退屈に感じた。でも何だかんだ言って…

第5話

今回はシュールなネタとシュールな演出がマッチしていていつもより面白かった。カズミが笑わない話はカズミの一人遊びや大人顔の表現でカズミの内面が見えそうになるんだけど、あまり深く立ち入ることはしない内面との距離感が良かった。あと今回はEDの後以…

第5話

相変わらず話の焦点がはっきりしない構成で個人的にはあまり楽しめなかった。確かに目新しいコンテ・演出は見ていて心地よいしネタも面白いのだけれど、メインストーリーを構成してるらしいシリアスシーンがあまりにスローペースでしか進まないし、かといっ…

「批評」という言葉の意味について

アニメについて考えたことを書いて、それが「批評」であるというと、多くの場合「個人の感想にすぎないものを批評だと言うな」という返事が返ってくる。これは直感的には妥当な主張であるように見える場合が多い。しかしその返事をした人に「なぜそれが批評…

第6話

亜美の感情が上手く描かれていて一クールにいっぺんあるかないかぐらいの感動を味わった。特に亜美が吹っ切れる場面はリアルな女らしさが強く感じられた。亜美を変えるきっかけになった大河の性格に、これまでのシリーズの表現によって十分なリアリティを感…