第3話 「秘密」

全然ドキドキワクワクするような話ではないんだが、事件から葬式までの過程を取捨選択することなく淡々と並べていく構成が地味なリアリティを生み出していて、退屈するということもない。前回の落下のシーンから葬式の父親の挨拶まで、アニメではまったく見たことのない現実に近い表現で、前回同様見てて嫌になってきた。こんなんで視聴者を獲得できるか不安にもなるが、他にない表現としてニッチの客が結構つくんじゃないかと思う。

一つ不安なのはワクの死に方が自然なものではないということで、ラストで舞HiMEみたいなことになってしまうんじゃないかということ。火葬された骨まで出てきたんで大丈夫だとは思いますが。