第3話「魅せる!!!」

例えば今回あむろが胸をさわられたときの反応とか、前回の自分の気に入った人になら裸を見せるとか言う考え方は、これまでのどの女性ヒロインキャラとも違うように思う。

これまでの女性ヒロインの性に対する態度っていうのは、大体徹底的に開放的か、徹底的に奥手なのかどちらかだった。前者としてはその辺の巨乳キャラとかで、後者はみくるとか。いずれにせよ、現実の女性にはありえない性に対する態度で、オタクの理想の反映といえる。

しかしあむろはそのどちらにも属していず、オタクの理想に当てはまってしまうことすら拒否し、独自の性に対する態度をとっているように見える。

性に対する態度っていうのは、女性の女性としての存在感の根幹にあるもので、だからあむろは独特の存在感をもっている。

そういうわけで非常にいいんだが、しかし今回最後にあむろの内面の声を表現してしまったのは見せすぎな気ががするんだよなあ。女っていうのは何を考えてるかわからないからこそ魅力的なものだと思うのです(感情移入するためのキャラは別)。まあその辺はまだ様子見。