第14話 「先取点」

「今日はきっと、今まで最高のピッチングができる。」

ほとんど一回分しか進んでないのに一試合分のドラマがあるような、実に密度のある作り。単なるヒットやアウトがまるで一試合の一番重要なシーンであるかのように描かれていて、いかに野球の試合の一瞬一瞬が劇的なものであるかというのを思い知らされる。マンガやアニメにしてはこの進行はゆっくりなものだけど、現実の試合の緊張感に近いのはこっちのように思う。この密度で9回までやるのかと思うと楽しみでしょうがない。