2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第16話 「アイドルとアイドル」

原作が育成ものだなんて完全に忘れておりました。あまりに違和感があって一瞬このまま原作の路線へと進んでいくという超展開なのかと思った。その原作ファンへのサービスとしての展開をうまく使って、春香の思いとインベルの思いがする違っていく様が、普通…

Mulier taceat in ecclesia

教会では女は黙っているべし。

第15話 「勝ち取って、主の座」

どうもこの作品は男性陣(動物含む)のシリアスな話になると面白くなくなる。行人は今回は少しかっこいいシーンもあったが、これまでの印象をあわせると凡庸なラブコメの主人公としか思えず、シリアスにリアリティが生まれない。動物たちはいくらシリアスに…

第16話 「怒る女」

タコスショップでバイトをするのは、これまでのタコスネタの続きという点では面白いが、今回のストーリー上何の必然性もないように思う。あの店長に関するエピソードがあるのかと期待したのだが、何もなかった。しかも肝心なシーンで店を空けていて、一体何…

Potestatem obscuri lateris nescis.

どうしても「ちゅらうみっ!」がケンコー全裸系水泳部ウミショーの正式タイトルのような気がしてしょうがない。

第3話「金いろ願い星」

「いつも通り、それでいいんじゃないか、たぶん。」 今回も前回同様の印象。ストーリー展開としては陳腐で特に感動を生まないものの、良作画を効果的に使ったキャラの感情表現のおかげで、キャラの存在感がぐっと増している。また、前回同様にすももと石蕗の…

第1話 「女王陛下のゼロ」& 第2話 「風と水の誓い」

続けて視聴。一話は単なるラブコメの第一話のような展開で、二話は急に変ってお涙頂戴の感動物になっていた。全体の方向性が見えない。二話はいい話だったんだが、展開が早すぎて、感情表現が不十分で感動には繋がらなかった。二話分使って第二話の話をやれ…

Tempus neminem manet

時間は誰のことも待ってくれません。

第15話「いきなりは変われない」

パロディも作品のクオリティの高さも相変わらずだが、正直僕は各話の作画や演出の違について自信を持って語れるほどに見る目はないので、ネタに素直に突っ込むのを避けている天邪鬼としては今回はあまり語ることがない。そんな風に、変化球がない限り毎回感…

Amor omnia vincit.

愛が全てを支配する。

第2話「ソニックダイバー」

音羽たちが軍に入隊していく過程が、ゆっくりと丁寧に描かれていて、キャラクターたちの性格の理解も深まったし、日常から非日常への変化に自然についていくことが出来て、とても良かった。電車に乗って迎えを時間をかけて待って、車で現地に行って挨拶をし…

第2話「二人の距離」

アニメばっか見てると、キャラクターたちがみんな人間的に良く出来てるから、誠みたいな自分のことしか考えていない性格には違和感を覚えるけど、実際の中学生とか高校生の恋愛って、こんな感じで自分のことしか考えられなくて、すれ違いまくってるものなん…

第2話

「要ちゃん自信は、泳げるようになりたくないの?」ストーリー構成が散漫で何を見せたいのかさっぱりわからなかったけれど、抜群のキャラクターの魅力と地味ながらも丁寧な演出のおかげで、エロを抜きにしても十二分に楽しめる出来だった。らき☆すたや流され…

第15話 「逆らう女」

「日本のスパでは、これが正式よ。」ってわかんてるんならエリスたちにも正式な作法で温泉に入るようにして欲しかったものです。がっかりです。でももしかしたら、水着を当然のように着てたのは日本の誤解の表現の続きのつもりだったのかもしれない。だとす…

Non scholae sed vitae discimus

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」予告編ムービーと新主題歌試聴版公開 - GIGAZINE 既存の映像の部分的なリメイクのようで、最新技術を駆使して(るのかどうかは知らないが)、見違えるようにきれいなものになっております。あれからもう10年も経つと思うと…

第64話 「んまい棒は意外とお腹いっぱいになる」

行き当たりばったりの構成とどこかネジの吹っ飛んだセリフ回しで、欲望の趣くままに進んでいき、ラストになって人情話を持ってきてで強引に話をまとめるという銀魂定番のパターン。それにも関わらず一瞬足りとも退屈する間もないし、ラストにはきっちり感動…

第14話「挑め!」

抽選会に始まって数話間引っ張りに引っ張ってようやく試合開始。試合の準備期間は試合に比べれば明らかに退屈な描写ではあったが、だからこそ選手たちと一緒に地道な練習を重ねて来てようやくその時が来た、っていう感じがする。久しく感じたことのないドキ…

Mens sana in corpore sano

健全な精神は健全な身体に。

第1話「マジカルティーチャー」

声優の英語は聞くに堪えない...単調なコンテ・演出に自然さのかけらもないご都合主義のストーリー。作画を含めた見た目だけはいいのと露骨すぎるエロも相まって、却ってその割り切り方に清々しさを感じた。個人的な判断基準では、今期の中では「ななつい…

第15話 「格納庫天国」

パロディー自体は楽しいので構わないのだが、オリジナルのテンションにまったく追いついていないのが気になってしまう点でマイナス。それがなければ、これはこれで楽しめたように思う。さらにキャラの感情表現も少なく、サービスシーンは中途半端で外してい…

第15話 「直したくって、梅梅」

感想に書くのは特に印象に残ったシーンや、変った部分や、特に劣ったところなどであるわけで、もし究極的に優れた作品が、普通は気にもとめないありふれた日常の幸福を完全に再現しているものだとするなら、そういう作品はその表現内容故に強い印象を残さな…

第1話 「ちゅらうみっ!」

大本命アニメ来ました。特に目新しいことやずば抜けて優れたことはしていないが、全体的な作りが手堅く、ストーリーの薄さを補って有り余るほどに充実した時間を感じれるものだった。声優陣は大御所を当然のように適所に配しながら、ほとんど新人らしい主役…

第14話 「メイプルリーフ」

音楽過剰、説明不足、と感じることはいつもと変らない。ハイキングでのエリスは気合が入っていて非常に可愛かったのだが、これが視聴者にとってのかわいさから博士にとってのそれへと、物語に必要な表現へつなげるためには、もう一言博士の心情を説明するセ…

Melius tarde, quam nunquam

和訳:遅くてもやんないよりはまし。

第1話 「ぽてまよ / 来襲!謎の生物!!」

これまたとんでもないアニメが始まった。ストーリーはないし、特に盛り上がるところもないし、どこに萌えていいかわからない。作画は大したことないし、ギャグはつまらないし、シュールをやろうとして外してるのが見え見えという、そこら辺の同人誌を経験は…

第2話 「あじさい色の記憶」

前回の単にかわいいだけの作品という印象とは裏腹に、意外と見れる作品だという印象。ストーリーとしては、大してエピソードを重ねないまま深い友情をテーマにするのは強引だし、問題の解決方法も安易な不思議な力とその実感のない友情を絡めただけのもので…

Commune periculum concordiam parit.

今日のラテン語名言の和訳:「共通の危機が調和をもたらす」

 第14話「ひとつ屋根の下」

「さよなら絶望先生」で感情を引っ掻き回された後に、今回の非常にオーソドックスで心温まる話をみて、非常に心が休まった。これが前回のようなとりとめのない作りだったら疲れきって眠れなかったと思う。ゆたかの入試のエピソードは、この作品では珍しくあ…

第1話 「さよなら絶望先生」

僕は新房昭之監督作品のセンスはこれまでさっぱりわからなかったのだけれど、予想通り今回も何が面白いんだか全然わからなかった。個々の絵は面白いんだが、それらが全体としてどんな表現意図のもとに配置されてるのかがまったく見えてこない。しかしこの作…

第1話「候補者たち」

「ずっと・・・ずっと、空を飛ぶのが、わたしたちの夢だったんだから。」 コナミの新作オリジナルということで、以下の論考を復習しておこう。コナミアニメはヘタれている関わらず、我々が学生時代にノートに書き溜めた末に封印してしまったような「黒歴史的」…