true tears
予想以上でも以下でもない感動的なラストだった。前回までにキャラクターたちの感情の積み上げや成長は十二分に描かれてしまってるわけで、あとは普通にまとめればまともなラストになるという話。ベタなところは徹底的にベタなのがこのシリーズらしい。(真…
何から何まで素晴らしい出来だった。特にOPで伏線になっていた麦端祭を眞一朗の成長に結びつけて、見せ場にふさわしく力強く描いていたのがとても良かった。これまで視聴者が目を背けたくなるような彼の痛々しい描写をしてきたからこそ、今回の表現が引き立…
キャラの感情がつかみづらくてもやもやした印象もあるけれど、それも含めて概ね楽しめる出来だった。特に比呂美のエロさと心の読めなさが素晴らしかった。ただ愛子の心境の変化はつじつま合わせという印象が強くて、これで終わりならちょっと不満に思う。そ…
とても感動的な話。眞一朗の「気付き」と「決断」。比呂美は基本的には待ってるだけなんだけど、女は耐えて待つものという旧態依然とした価値観をベタベタに維持しているところが僕は好き。
この件について。「誤解」されてるようですが、僕は別に気分を害していません。恐らく文体と文章の長さからそう判断されたのだと思いますが、僕は文章に感情を込めるのが苦手で、また自分の考えを短くまとめるのも苦手で、どうしても無味乾燥な長文になって…
盛大にこの作品が嫌いだと言った直後に申し訳ないが、今回は実に素晴らしかった。再放送中のフルメタルパニックから受けるようなわかりやすく強い感動はない。しかしキャラクターたちの心の動きは静かに伝わってきて、そこに確固とした人間の心の動きがある…
この件についての返答。どうも言いたいことが伝わっていなかったように思う。言葉足らずな点もあったようで申し訳ないです。まず、僕が自分自身の好みを規定しているというしまうま技研さんの主張について。 僕の見たい世界というのはうる星やつら的な永遠の…
しまうま技研さんから表題の記事へ反応を頂いたので返答させて頂く。まず、僕の「結局true tearsに描かれているリアルで痛々しい恋愛というのは、僕が萌えアニメに求めているものと徹底的に違う。」という主張に対して、以下のように書かれている。 まず私は…
話が盛り上がってきてクオリティも一向に衰える気配を見せず、文句のつけようのない出来なのだが、自分的にはなんだかなあという感じ。これまで僕は感情移入できる作品=好きな作品と考えてきたのだが、この作品から受ける印象を考えるとどうもそのとらえ方…
何が気にくわないのだか自分でもよくわからないのだが、話が盛り上がれば盛り上がるほどどうでもよくなってきている自分がいる。序盤に感じていたような曖昧さはなくなって、構成や演出の方向性がはっきりとわかるようになってきたにも関わらず。一つの答え…
なんだこのチープな昼ドラ的展開と演出は。これだけを見る分には悪くないんだが、前回までのなんだかよくわからない中二病心をくすぐる作りとのギャップがありすぎる。驚きの展開というのはオーソドックスさとの緊張感の中で始めて生きるのであって奇抜なこ…
全体的に感情の動きとコンテがバラバラで非常にまどろっこしく感じた。僕には意図的な攪乱以上の意図は読み取れないが、それ以上の何かをやってるんだろうし、何かを感じてるような気もする。シーンの切り替えのタイミングやシーンの配置の仕方も大幅にセオ…
前回まではわかりずらい点が多くてストレスがたまるようだったけど、それぞれのキャラの立ち位置が明らかになってくると上質な青春ドラマとして楽しめそうな気がしてきた。この作品はどうも主人公を除いてアップや内面語りによって安易にキャラの内面に近づ…
相変わらずわかりづらい作り。つまらなくはないが、とりたてて引かれる部分もない。全体的に何かを暗示していて、自分でも何かを感じているのはわかるのだが、それがなにかといわれるとうまく言葉にできない。少し複雑な表現が出てくると理解が追いつかなく…
本当に何がしたいのかあまりよくわからないなあ。暗示しているということなんだろうけど、常識的な考え方やリアリティを感じられるシーンが少なくて、見ていて不安を感じる。ツッコミがないとボケに安心して笑えないということ。個人的に不思議ちゃんが苦手…
古い日本映画風の落ち着いた画面と地味なキャラ描写がとても新鮮に感じた。といってもエロカットや萌え描写は普通に現代風で、日本映画と萌えアニメの合いの子のような独特な雰囲気だった。同じように日本の伝統をモチーフにした萌えアニメでも、AIRの場合は…
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