第6話 「それ…なんの冗談？」

なんだこのチープな昼ドラ的展開と演出は。これだけを見る分には悪くないんだが、前回までのなんだかよくわからない中二病心をくすぐる作りとのギャップがありすぎる。驚きの展開というのはオーソドックスさとの緊張感の中で始めて生きるのであって奇抜なことの連続では単なるイロモノでしかない。

もしかしたら乃絵を中心に描くときは変わった演出をして、比呂美を中心に描くときはベタな演出をするという方向性があるのかもしれないが、最初から見返して見ないことにははっきりとは言えない。自分はこの作品が最初からよくわからないので、制作者の意図を見落としいるんだろうとは思う。