第7話 「小さな絆」〜エリスの贈り物〜

表現したい内容の意欲は感じるのに伝えきれてないのは、ストーリー構成を工夫してエピソードを描くということをしていないということに尽きると思う。例えばアヴァンで灯の印象的なシーンから入ったら灯を中心にしたエピソードにするべきところで、そういったセオリーをリスペクトしていないのは構成の工夫をそもそもしようとしていないからだといえる。

それでも刹那的に過ぎていく個々のシーンはそれはそれで面白く、だからこそ見続けているわけだが、やっぱりせっかくの20分強がもったいなく感じる。