2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第32話 「リバークイーン号」

「ウッキー!」この作品は最近は脚本的にも作画的にもグダグダで、今回もそうだったのだが、プレゼントをもらって喜ぶジャスミンが非常にかわいらしく、それだけで満足できた。しかしグダグダでもこれまでに確立したキャラの魅力は強くあって、大した事件が…

第7話 「はちみつ色のとまどい」

「わたしも、大好き!」 すももが告白されて逃げ出した理由があまり示されておらず、感情の流れに不自然さを感じた。これまでの話ではすももの内面を深く掘り下げていたのが、今回あまりそこに入っていかなかったのも不自然に感じる一因。だから母親と自分を…

第18話 「追加点」

なんだか飽きてきた。大好きな作品に対してこういうことを言うのは抵抗があるが、そう感じてしまったものはしょうがない。戦略の掛け合いなどは面白いは面白いんだが、いつも似たような感じで慣れてきてしまい新鮮さを感じない。ストーリーの変化も少なく、…

Aegrescit medendo.

病気は治療すると悪化する。

第19話 「二次に本質あり」

初期の良かった頃のらきすたが戻ってきたように思った。これでいいのです。脈絡なく流れていく大量のネタ、適度なパロディと適度に心温まる、決して押し付けがましくないエピソード。このままの空気感で何事もないままシリーズを終えて欲しい。これまでは中…

Ad praesens ova cras pullis sunt meliora

明日のチキンより今日の卵。

第6話 「めっ!」

「めっ!」前回みたいなあむろを主役にした話ではあむろの個性が際立つけど、今回のように脇役として登場した話だと、あむろを不自然に行動させないようにするのに精一杯で、あむろの良さを示せないような、そんな風に感じた。あむろはそのキャラの性質上世…

第6話 「七恵の秘密」

「胸は女の永遠のテーマなんですから。」 二つのあまり関係のない話を無理にまとめてあるような構成だった。2クールの予定が1クールになって、2話分の話をきっちり1話にせざるをえなかったという感じ。前回もそういう印象を受けた。おっぱいの話にこんな…

Altissima quaeque flumina minimo sono labi.

最も深い川は最も静かに流れている。

第68話 「渡る世間はオバケばかり。」

「私もボソボソの焼きそば食べたいある。」さすがにプロットがひどすぎるなあ。キャラにも言わせているとおり落ちてない。自分で突っ込めばそれでいいというものでもない。冒頭の暑さのネタはあまりにタイムリーで笑った。今日は本当に暑かった。まあ雨が降…

第6話「明かされた関係」

「すなわち、人間は生まれながらにして悪であると・・・」演出が神がかっていた。例えば言葉がキスシーンを目撃するシーンで突然BGMを中断し、現実の音を鳴らすシーンや、三人の昼食時に会話の音声を流さずにBGMを流し、時間をかけて状況が悪化してることを…

ars longa, vita brevis.

芸術は長い。人生は短い。

第19話 「夜」

「しかし、ざっと5億は犠牲が出るぞ。」面白かった。さんざんパロディはやっていたが、初めてエヴァに近い空気感というのを感じたような気がする。正直ストーリーをそんなに丁寧に追ってないので、細かいストーリーの整合性などはよくわからないのだが、それ…

第5話 「小さな思い出」

アイマスを見るつもりが放送時間がずれ込んでいて仕方なく視聴。1話同様、作画や美術などの単純な技術は優れていたが、単調な演出と脚本でそれらが全然生かせていないように思った。見苦しいところがないのはいいんだけど。絵だけがきれいで中身はないとい…

第19話 「謎めいて、探偵(前編)」

あんまりミステリは知らないんで、ミステリ的にどんなもんかはよくわからない。まあ普通に解決が楽しみになるものではあった。でも、この作品はもう女の子たちがキャーキャー言ってるだけで十分に楽しいんで、あんまりミステリとして出来がいいと、キャラの…

Ne humanus crede.

誰も信じてはいけませんよ。

第6話 「やさしさいろの夕焼け」

「大事なのは、まっすぐな気持ちじゃない。」いやー相変わらずストレートに感動的。ベタをベタにやってベタに感動させるというのは、前衛をやるのよりずっとずっと難しいことのように思う。脚本にも作画にも乱れがなく、ちょっとつついたらパーンと弾けてし…

第19話 「守る男」

「そんなに、くっつくなよ。」実はこのシリーズの各話の脚本っていうのは、ものすごく単純なだけなんじゃないだろうか。いつも省略の多い思わせぶりな構成で、何か深い考えがあるんじゃないかと思わせるものがあるんだが、実は単に表現したいことがなくて、…

第31話 「さよならジャスミン」

考えすぎかもしれないがいろいろと思うところがあり書きづらいので感想はパス。

第18話 「十人十色」

「ねえこなちゃん、萌えってなーに?」感想を書いてる身としては制作者の意図や表現の特殊性などを探って傾向を一般化したいわけなんだが、そういうものを見つけたかと思うと次の話数ではその傾向が消え去っていたり、単発で違和感のある表現がなされていた…

Haec trutina errat.

このはかり間違ってる。

第5話 「あたしのもほしい?」

「だから、ペケは返すつもりだもん。」そう言うときのあむろは本当に美しい。どんなに辛いことがあっても、悲しい現実を受け入れなくてはいけなくても、それを受け入れ、それでも白○で居続けることができるというこの強さ。生命力そのもの。この力強い表現に…

第5話「よろしく!ゼロ」

「おまえたちは、チームなんだぜ。」非常にいい。少しずつ先の戦闘ものの展開への伏線を張っているのもいいし、キャラたちが困難を乗り越えていくさまが描かれているのもいい。バトルアニメーションもよく出来てるし、キャラたちの表現も魅力的で、一貫して…

第5話 「波紋」

「いや、スクール水着もアレはアレでよいものなのだが、こうやって普段と違う姿というのも刺激的なものなんだな。」ありふれたメロドラマ的な展開になってきたわけだが、素晴らしいのは誠に下半身で考えている以上に悩みや葛藤というのを持っているというこ…

Derevaun seraun.

喜びの後には苦しみが待っているのですよ。

第18話 「夜」

「インベルは私のものよ。誰にも渡さない。」それぞれのキャラの愛憎模様が生々しく描かれていて非常に楽しい。物語って言うのは人間の感情を描いてナンボのもんです。しかしそれをそのまんま人間でやるとオタクは見ないわけで、ロボットものでやってるから…

第17話 「サードランナー」

今回のラストの結果は、今回の話の全体の流れから言ったらそうはならないはずで、本当に試合進行が予測不能。しかも次回のサブタイは「追加点」と、このまま山場もないまま試合が終わってしまいそう。構成的にも相変わらず工夫がなく、ほとんどのシーンがBGM…

non scholae sed vitae discimus.

学校のためじゃない。人生のために俺たちは勉強してるんだ。

第67話 「走り続けてこそ人生」

「ハツよ、結婚十周年に乾杯。」 AB両パートとも、大したストーリーはないものの、台詞回しが抜群に面白くて十二分に楽しめる回だった。特にギャグとシリアスの区別を止揚してるかのようなサッちゃんの行動と、何度も繰り返される全蔵の情けないポーズが個人…

第18話 「手合わせして、忍者」

「な、ビフテキ。」 相変わらずの凡クオリティ。良くも悪くも。シリーズ全体ですずが恋愛感情に目覚めていく過程を描いてるのではないかと思ってるのだが、すずの感情が描かれてはいるものの、それがシリーズ全体の流れの中で、言い換えればすずの成長の中で…