第15話「いきなりは変われない」

パロディも作品のクオリティの高さも相変わらずだが、正直僕は各話の作画や演出の違について自信を持って語れるほどに見る目はないので、ネタに素直に突っ込むのを避けている天邪鬼としては今回はあまり語ることがない。

そんな風に、変化球がない限り毎回感じる印象は大体同じで、その意味では実際の学生生活のように永遠に続くような何気ない幸福をいつも感じる。そのリアリティがるからこそ、今回や前回のような後輩ができて卒業が近づいていくという避けられない時間の流れの表現が、強い実感を持つものになる。ある意味、表面上深刻なストーリーよりずっと深刻なものを感じる。

EDが当初のふざけたものという印象からはずっと離れて、非常に良く出来た楽しいものになっている。構図も音響もちゃんと作ってしまってるところが、やはり今日アニ作品で、その点ニコニコ動画の逆パロディという意味では外している。