2008-01-01から1年間の記事一覧

第7話

とても面白かったし良くできてると思うけど、こういう気の抜けた話はいつもの話に緊張感を感じていればこそ引き立つのであって、いつもこんな感じのシリーズでやられてもあまり嬉しいとは思わない。あと個人的な問題だけど笑っちゃうぐらいクオリティの高い…

第8話

主要キャラが揃い、彼らの立ち位置も明確になり、波乱の後にシリーズ一番の見せ場を済ませ、また安定したラブコメ的関係に戻ったということで、一話からの話が一応一段落したということのよう。その見せ場は一話からの積み重ねのおかげでとても感動的だった…

第7話

前回以上に深刻な雰囲気であまり見ていていい気分がしなかった。萌えアニメにしては過剰にシリアスな表現は虎子の表情などに第1話からあって、最初の頃はそれがいいアクセントになってると思っていたけど、こうも重苦しくなると作品に期待していたものと違い…

第7話

これまではなんだかわからなかったこの物語も、犯人は誰だと言う話が始まってミステリらしい雰囲気にはなってきたので、とりあえず安心した。魍魎についての話はあまり興味が持てず、ストーリーとの関係もよくわからず、アニメで見るには退屈に感じた。公式…

第7話

何十億単位の話とか10点以上失点して勝てるとかインパクトのある話の連続で相変わらず面白くてしょうがない。もう多少の作画の揺れや演出の小細工とかはこの圧倒的なストーリーの前にはどうでもいい感じ。

第7話

相変わらず感情豊かなキョーコは見ていて楽しかった。ツンデレ瑠璃子も可愛かった。しかしいくつか疑問点がある。まずキョーコが演技の時にあんなにも強い忍耐力さを持っていたのは不自然だと思う。キョーコがラブミー部に入らされたのは他人を喜ばせる能力…

第7話

今回は特に目を引くところもなく、元々のキャラクター性の薄さと言葉少なな物語がたたってあまり楽しめなかった。でも手を抜いてるというわけじゃなくて、もともとこういうストイックさを目指した作品なんだと思う。あと小学生らしく男子と女子が平気で体を…

第6話

相変わらず。ネタも面白いしシリアスシーンも印象的だけど、それらが分離してしまっていてお互いの間に必然性が感じられない。例えばらき☆すたはネタシーンがなければシリアスシーンの説得力がなくなり、その逆もまた然りという関係があったと思うけど、この…

第7話

いつもは自信満々なのにちょっとしたことで弱気になってしまう大河が見ていて楽しかった。今回の大河は軽くデフォルメされた顔で描かることが多かったたけれど、意外にはまっていて良かった。この程度のデフォルメが丁度いいのであって、やりすぎるとこの作…

第6話

キョーコの女ならではのエネルギーが素晴らしかった。キョーコがラブミー部の使命も不破尚への復讐も忘れて、名誉欲や優越感を得たいという欲求に臆面もなく従って行動してしまう様を眺めるのが心地よい。キャラクターがそういった大義名分をあっけなく忘れ…

「感想」と「評価」の違いについて

前回の議論で、「批評」とはある作品に対する評価とその根拠が述べられた主張であり、その「評価」とは客観的な価値判断をすることであることを述べた。そして「感想」は自分が感じたことを記述することであり、感じた内容を感じたという主張以外は主張を含…

第5話

映画とケメコの歌は濃いネタで楽しめたし、バトルもかっこよかったけど、シリアスの方は構成的にぞんざいで紋切り型以上の印象を受けなかった。シリアスシーンの表現自体は説得力があると思うけど、やはり物語として薄すぎると思う。今のところ三平太はいく…

第6話

普通のミステリらしい内容でこれまででは一番安心して見れた。アバンを除いて全編一つの部屋での会話と回想という、普通のアニメだったら眠くなりそうな構成だったけど、映像が美しく飽きることはなかった。特に京極堂が霊能者や超能力者の話をするときによ…

第6話

本編についてだけれど、正直あまり好きになれる話ではなかった。軽い萌えコメディであるはずのこの作品にしては話が深刻すぎる。それに主要キャラと精神的に強く関わる大人が登場するのもこういう作品にはふさわしくなかったと思う。その点を気にしなければ…

第6話

期待を裏切らない面白さ。予測不能な現実らしさを完全に排除して将棋のように徹底的に論理的な駆け引きを描いていて、フィクションならではの面白さがあるのが素晴らしい。恐らくこれは完全に原作の面白さで、それをそのまま描いてるから面白いんだと思う。…

かんなぎの中古騒動は、キャラクターに裏切られてショックを受けたというより、むしろ萌え系の作品の暗黙のルールが無造作に破られたことに腹を立てた人がいたということなのではないか。当該の作品を読んでないので推測だけど。かといって萌え系の作品に非…

第6話

小学生時代の青春を叙情的に描こうとしているのは前回までも所々で感じられたけれど、今回はかなりそれがはっきりと感じられる回だった。特にAパート後半の雨の降る中で、リョウタが暴れ回ってるのを他のカズミ以外のキャラクター全員が眺める場面と、カズミ…

第6話

相変わらず物語が薄くていまいちだった。どの展開もどこかで見たようなものにしか感じられない。ことはの悩みも、悩みを乗り越えたきっかけも、いまいち説得力がなかった。特に今回の話は鈴のエピソードと似ていた分余計退屈に感じた。でも何だかんだ言って…

第5話

今回はシュールなネタとシュールな演出がマッチしていていつもより面白かった。カズミが笑わない話はカズミの一人遊びや大人顔の表現でカズミの内面が見えそうになるんだけど、あまり深く立ち入ることはしない内面との距離感が良かった。あと今回はEDの後以…

第5話

相変わらず話の焦点がはっきりしない構成で個人的にはあまり楽しめなかった。確かに目新しいコンテ・演出は見ていて心地よいしネタも面白いのだけれど、メインストーリーを構成してるらしいシリアスシーンがあまりにスローペースでしか進まないし、かといっ…

「批評」という言葉の意味について

アニメについて考えたことを書いて、それが「批評」であるというと、多くの場合「個人の感想にすぎないものを批評だと言うな」という返事が返ってくる。これは直感的には妥当な主張であるように見える場合が多い。しかしその返事をした人に「なぜそれが批評…

第6話

亜美の感情が上手く描かれていて一クールにいっぺんあるかないかぐらいの感動を味わった。特に亜美が吹っ切れる場面はリアルな女らしさが強く感じられた。亜美を変えるきっかけになった大河の性格に、これまでのシリーズの表現によって十分なリアリティを感…

第5話

とにかく虎子中心に描かれていて、新キャラも含めて主要キャラが彼女を見せるための脇役にしか見えなかった。その虎子も捉えづらい。共感できるキャラでもないし、かわいさを愛でられるキャラでもない。それでもただならぬ何かは彼女の登場シーンの全てに満…

第5話

また話が別のところに飛んでしまって困惑してしまったけど、一応普通のミステリらしい話の骨組みが見えてきて、キーパーソンらしき人物が登場したので安心して見れるようになってきた。とてもこの作品の構成の良し悪しなんて語る自信がないが、様々なエピソ…

第5話

吉田が東亜に影響を受ける話はあまりにも安易すぎるように思えた。でもこの大味な作風がこの作品の味だし、何より東亜の絵と声に得体の知れない説得力があったのでまあ良かったと思う。次の試合も東亜のセリフはかっこよかったし、意外な展開も次回が見たい…

第4話

全体的にとても面白かった。特にラストのキス未遂シーンはチカに幼さと女らしさが同居したような表現で本当にドキドキしてしまった。この作品は決してパロディや過度のアニメーションによって作風が逸脱することなく保守的な表現が行われているため、作品世…

第5話

前回はラブミー部というのが嘘くさくて不安だったけど、予想通り魅力的な新キャラと構成で作品への興味を取り戻してくれた。彼女も含めてそれぞれのキャラがそれぞれの違った信念を持って芸能界に対峙しているのが作品に深みをもたらしていて素晴らしい。相…

第5話

前回の解決編かと思いきやアオのお当番回。導入を親しみやすい日常シーンから始めてるのは上手かったと思うけど、犬の話のときと同様に肝心のストーリーがお仕着せであまり感動的ではなかった。秋名の理想論が簡単に受け入れられてしまうのも違和感を感じた…

第3話

意外にこのアニメは面白いのかもしれない。このアニメは一見アニメファンに媚びたロリエロアニメのようで、またはシャフト風の実験アニメのようでもあるけれど、実際には流行に沿うこともファンサービスも行わなずに一定の方針に従って様式美的な表現を地道…

第4話

つまらなくはないし話の方向性はぼんやりと見えてきたものの、何を見せたいんだかはっきりしない作りで、さすがに飽きてきた。1話と2話は気合いの入った作りで、新鮮さもありありきたりの展開と日常シーンだけでも楽しめたけど、4話にもなってクオリティも普…