第6話

小学生時代の青春を叙情的に描こうとしているのは前回までも所々で感じられたけれど、今回はかなりそれがはっきりと感じられる回だった。特にAパート後半の雨の降る中で、リョウタが暴れ回ってるのを他のカズミ以外のキャラクター全員が眺める場面と、カズミが遊具の中から外を眺める場面で使われた、手前の建物と遠くの風景を対比させる構図にそのような感じを強く感じた。

もちろん最後のエピソードも感動的で、でもこの作品らしく押しつけがましくならないのがとても良かった。EDはわざとがどうか知らないがこれまでのEDの曲のチョイスが知っている人にとっては絶妙の伏線になっていて、奇跡的といってもいいぐらいの感動的なサプライズだった。