護くんに女神の祝福を!
今回の出来がどうこういう以前にこれまでの展開がストーリー的にも、主役達の感情の流れとしてもはっきりしてないので最終回なのにまったく盛り上がる感じがしない。歌付きの曲をバックにミサイルを破壊していくシーンなんかはそれだけを見れば最終回らしい…
ちっとも面白くない。最大の原因は護が絢子の苦しみを理解していず、頼ってばかりだったという思いにリアリティが無いこと。これまで護も結構頑張ってなかったっけ? そうでないと主張するならその証拠をフラッシュバックでもセリフでもいいから見せればいい…
ストーリー展開としては、体よく護が誘拐されて、「原初への帰還」なる壮大な儀式が行われて、ラスボスらしき化け物が出てくるというもので、ラストに向けて急ピッチに舞台づくりをしてるだけのようであまり楽しめなかった。これまでもこの儀式や正樹の企み…
なんだかいまいち良くわからないところが多い。肝心の絢子がドイツ行きを諦めた理由や、逸美が護たちがドイツに行くのを拒否する理由が十分に語られていず、彼女達の考えがあまりつかめなかった。逸美がなぜ我孫子について行くのを拒否しなかったのかも不明…
実らない事がわかってるけど抑えられない恋心の解決を、力の差がある相手との決闘によって自分を徹底的に痛めつけることによって行おうとするのは、不器用なエメレンチアらしくて良かった。最初はそのことを明かさずに、最初は相手への優位を示したいだけの…
序詞という古典用語がある。和歌においてある語句を導き出すための前置きに使われることばのこと。例えば万葉集から、 娘子らが 袖布留山の 瑞垣の 久しき時ゆ 思ひき我れは (をとめらが そでふるやまの みづかきの ひさしきときゆ おもひきわれは) (柿本…
「こんな時でも、お腹は空くのですね。」キスまでして幸せな護たちとシャワーを浴びながら涙を流すエメレンチアの対比は、意図的ではなさそうだがえらく悲劇的だった。子供の頃の記憶の正体が徐々に明らかになっていくという演出はいいんだが、偶然にしては…
今回のメインの話の一つはエメレンチアのものなんだけど、いまいち彼女の思いをはっきつかめなかった。問題なのは彼女が護のことで心が揺れて辛さを感じているはずなのに、仲間達との旅行を楽しんでいることが強調されていることで、矛盾していて不自然な印…
若本規夫自体はいつも通り神がかっていたんだが、個性的すぎてキャラとして浮いていたという印象。鷹栖尚幸の絵もセリフも若本を収める器としては小さすぎて、若本のワンマンショーを見ているようだった。この鬼才は出るだけで簡単に作品の魅力をアップでき…
「参上、暴れ総理っ!」というわけで来週は若本ですか? 今回は体力温存のための繋ぎの回のようで、スタッフが気軽に遊んでるような感じ。セリフや演出がいつもよりコメディータッチで、キャラクターや雰囲気にこれまでとの齟齬があった。構成も適当で、大し…
能登の演技が神がかってるのと「ブラのサイズはAかBあたり」(公式ページより)であるエメレンツィアのドジッ子ぶりと微ツンデレぶりが個人的には今回のポイントですが、出来としては前回落胆させられたのに反してかなり良かった。今回はプロイセンの魔王…
この作品は作画や演出の質は高いものの、メインカップルののろけをやってるだけのようで緊張感がなく、いまいち楽しめなかったので2、3話見ていなかった。新期ということで改めて視聴。エレメンツィアがいつのまにか学園に来て生徒会の一員になってた。プ…