コードギアス 反逆のルルーシュ

第23話 「せめて哀しみとともに』」

第一期終了ということだけど、シリーズ通してクオリティは高いのにいまいち盛り上がらんなあ、というのが正直な印象。ストーリー的にもキャラの感情としても、いまいち十分に積み上げられておらず、深みが感じられない。ストーリーに関しては徹底的に練った…

第22話 「血染めのユフィ」

前回の感想は消失してしまってないのだが、扇とヴィレッタが木の下で恋人のような関係になってしまったシーンが妙にツボで、どうせなら2期はこの二人の駆け落ち物語にしてしまえ、というようなことを書いた。そして今回の扇に行動はそんな偏った興味を決し…

第20話 「キュウシュウ 戦役」

何はともあれハドロン砲は有無を言わせぬパワーがドーンと映像からよくわかるものでよかったです。それに本気で焦るロイドも、これまでずっと冷静だっただけにその悔しさがよくわかり、またハドロン砲のすごさもそれによって強調されていて良かった。彼の本…

第19話 「神 の 島」

前回の危機一髪のシーンから突然無人島のシーンになってしまう意外性もいいし、その後のサービス満載で、キャラたちの個性の十分に発揮されたサヴァイバルシーンも楽しい。若者達がそれぞれの思いを星空の元で語り合うのも心を打つし、ゼロがいなくなって意…

第18話 「枢木スザク に 命じる」

「そして、命じられた対象者は自分の倫理を、考えを、思いを踏みにじられる。」このセリフもそうだが、今回は理屈がよく考えられていたと思う。例えばディートハルトが暗殺を提言する理由や、彼が黒の騎士団にいる理由、スザク達にミサイルを打つことをユー…

第17.5話 「仮面の真実」

総集編。これまでに何が起こったかというストーリーの説明をあまりせずに、ルルーシュとスザクという主要人物の考えていることを中心に作ってあって、これまで見てなかったり、適当に見てた人にとって話の肝心なポイントをしっかり把握できるもので良かった…

第17話 「騎 士」

マオ関連の話が終わって本筋に。展開としては様々なネタを仕込みつつ予定調和のものを手際よくこなしていったという感じで、楽しめたものの驚きもない。突っ込みたくなるところは多いが、その多くは制作者によって準備されたものなのがミエミエなのであまり…

第15話 「喝采 の マオ」

このマオという男あまりにも紋切り型で全然リアリティが感じられなかった。それに最後悲惨すぎ。何の救いもない捨てキャラ。救いなしに物語の都合でキャラを殺すことからは、制作者のキャラへの愛の足りなさを感じてしまうのです。変態なら変態なりのそこで…

第14話 「ギアス 対 ギアス」

当初の企画は良かったんだけど、実際は予定通りに進んでないという印象。ギアスを使って自分を忘れさせることや、そこで歌付きの曲をかけることや、「朝は来ますよ」といわせることなどは恐らく当初の予定。念入りに練ったんだろう。しかしなぜルルーシュが…

第13話 「シャーリーと銃口」

展開としては非常に面白いところ。ルルーシュの懊悩とその克服。ルルーシュを尾行しルルーシュの正体を知るシャーリー。たぶんこれはシリーズ全体の構成として最初から考えられていた展開で、それ自体は面白いものだと思う。さらに脚本家の力量も十分で、不…

第12話「キョウトからの使者」

毎週楽しみにしているこのアニメだけど、正直ストーリーが複雑で完全に内容についていけてません。様々な思惑の絡んだ壮大な話を作りたいのはわかるけど、もっと問題を単純にして欲しい。その点エヴァは何をやりたいのかわかりやすくてよかった。とはいえ今…