前回までの盛り上がりから、グワーッと来る深い感動を期待していたわけだけど、意外に軽い展開にいくらか拍子抜けだった。その最大の原因は陸の後悔の苦しみがほとんど描かれていなかったことだろう。これまでの陸の曖昧な態度は必ず人を傷つける結果に終わ…

「あなたが転校する日、あなたと始めて会った場所で、待ってます。」 「転校の日、つむぎの神社で、本当の気持ちを聞かせてください。」これでこそ「ときめきメモリアル」です。もー嬉しくてしょうがありません。ここまでドラマを積み上げておいてこの原作ゲ…

大部分はマンガやアニメで定番のパターンをときメモのいつもの展開に当てはめただけのようで、さすがにもう飽きがきたという感じもする。それでも演出、構成が丁寧だからつまらなくはないんだけれど。一番の問題は詰め込みすぎなことで、これは恐らく制作側…

いやーもう毎回こんな幸せな時間を過ごさせてもらって本当にいいんでしょうか？シリーズの方向性としては、数話前で一度陸が三人のうちの誰かという結論を出すのを先延ばしにして関係をリセットしてから、また最終回に向けて小百合を本命にするルートに傾い…

冒頭の自然な導入の仕方と全体の質の高さから、前の若竹先生がメインの回と同じ脚本家でないか、と思ったら本当にそうだった。滅多に当たらないスタッフの予想が当たって上機嫌。そんなことはどうでもいいとして、あやめが友人の自覚を促すために友人の思っ…

ちょっと待て、陸、本当にそれでいいのか？これまで状況を受け入れるだけだった陸が、遂に自分の境遇をはっきりと自覚して選択に悩む回。だが相変わらず、恋愛シミュレーション原作の主役という制約からか、陸がどのキャラにどんな魅力を感じているのかとい…

この作品は大体まなびストレートの次の日に見ることになるわけだが（テレ東の場合）、この作品の熟練の演出や脚本の技をみると、いかにユーフォーテーブルの作品が若気の至りで作られた素人臭いものなのかを実感する。今回は狙ったかのようにまなびストレー…

これまでの期待をまったく裏切らない展開。感想サイトをやっているとどうしても見てる途中に感想の文章が浮んできて、こういうときは素直に楽しむことが出来なくて嫌になる。陸が「久しぶりだなあ」と一言言うだけで、全く何気ない言葉であるのにその後の展…

この遊び好きのスタッフならバカみたいに質の高い劇中劇を挿入してくるかと期待したが、演劇の内容は重視されず、成功したことが示されるにとどまった。そうするには主役の声優の演技力に難があったのかもしれない。学園祭は一話の短い間の中で主要キャラた…

犬飼かっこよすぎ。看板普通に出来てるし。惚れそう。それを信じている陸との信頼関係もさりげなく表現されていて良い。今回は文化祭の準備回ということで、陸が大活躍だった。陸の頑張りっぷりをきちんと演出で表現してるのはもちろんのこと、これまでに築…

椎名へきるの先生が主役の一話完結の話。ときめもオンラインが作中に登場する回で、コナミ様へ上納する作品ということなのか脚本と演出に非常に気合が入っていた。制作スタッフの底力を感じた気がする。何が見事かと言えばまず最初にいきなり先生を前面に出…

売れっ子アイドルで幼馴染の転校生というベタベタなキャラが登場。名前は東野ゆかりで福岡出身で声優は田村ゆかり。彼女は今回限りの登場のようで、ちょっとしたファンサービスのお遊びのようだが素直に嬉しいところ。一方で雨宮さんは彼女に煽られてこれま…