環の痴話喧嘩のシーンはセリフも演出もそれはもうすごいリアリティで一気に引き込まれた。でもこんな風に部分部分には圧倒的な表現力の片鱗が見えるんだが全体としてはやはりついて行けない感じ。九鳳院 の事情なんてもう忘れてしまってるし。気を入れて見て…

それはもう力を入れて作ってるのはわかるんだが何が面白いんだかサッパリだった。十分に受けいられていないフィクションの上にその否定であるメタフィクションを重ねたところで大したインパクトがないと言うことだと思う。変なことは普通なことをやってる中…

組み手のシーンや最後のやたら長い鍋のシーンなど意欲的な演出・アニメーションは効果的だと思うんだけど、あまり作品世界に引き込まれるということがない。前回も言った紫の性格のありえなさというのもあるし、今回は自分が強くなりたいと言うことを恥ずか…

物語の背景の事情が明かされてきて世界観に深みが出てきているのはいいし、相変わらずのクオリティで素晴らしいのだが、決定的な違和感を感じる。それは単純な話で、紫がオタクの欲望を反映したような非現実的なロリ萌えキャラであるのに対して、周囲の世界…

冴えに冴えまくっていたコメディーパートの脚本と不良と絡む辺りのシーンのストレートな熱い表現が素晴らしかった。村松健の音楽というのはどうしても過剰に存在感を感じてしまうのだが、声優の演技や演出の印象がそれに負けないぐらい強くて印象的な音楽と…

細かいアニメーションで表現される日常描写がキャラたちに地に足のついた存在感を与えていて良かった。あんまりインパクトのある展開もないが、このままゆっくりとキャラ描写を積み上げていけばいい作品になると思う。村松健の音楽は耽美な映像にあっていな…

印象的な色使いや和風の世界観、ロリ萌えツンデレキャラや美女に囲まれた異能力を持つ主人公とそれぞれの要素はとても魅力的なのだが、全体的にはそれらがまとまってるようには感じられなかった。まだわからない部分が多いので様子見。