第85話「固ゆで卵は潰れない」

前回に引き続き神がかった予告。本編で十二分に満足した後にこれだけのものを見せられると幸せすぎてなんだか悪いような気さえしてくる。

今回特に面白かったのは動く床のシーン。そのシーン自体がストーリー上必要ないし、シーン内でもロジックはデタラメなのだが、あまりのノリのよさに全くそんなことを考える余裕がなかった。どういう過程でこの脚本が出来上がったのかは知らないが、普通の発想ではこんなに無駄に長いギャグシーンを挿入することは絶対にないと思う。

ラストも小銭形は結局クビになったのかとか終わってみれば気になるが、強引に雰囲気とオチのインパクトだけで締めたのが十分にきまっていて、非常に満足のいくラストだった。

小銭形編はいろんな意味で銀魂の中でも突出した出来だったと思う。