第13話 「りんちゃんの部活決定ーっ!」

「ねえりんちゃん、ホットサルってなに? あったかいサル?」

りんの人気や真面目さ、家族を愛する気持ちは非常に良く描けていて見応えがあったが、彼女の成長が描かれていなかったように思う。バトルで描かれていたのはりんが兄弟をいかに愛してるかということであって、りんの決断を促すきっかけになったというわけではない。結局既成事実を作られたことで問題解決、ということなんだろうか。

個人的にはガマオが年齢的にも精神的にも一番自分の境遇に近く、こっちの方に共感してしまった。ちょっと青春をこじらせてやさぐれてるだけなんだからそんなにいじめないでください。このアニメは敵キャラの大人には笑えない必死さをかなりのリアルさで描いてるから困る。