第16話 「ロリ桃色!フォーリンラブに超ホーミータイトでち」!

新番ラッシュのために、たいして重要視してる作品でもなかったために二話ほど飛ばして見たんだが、予想以上にクオリティが高くて面白かった。ソフィアが消えた回とその次の回が妙に出来の良い回だったのだが、どうもその辺りで化けたということのよう。

まずヨシュアの夢のシーンが出来の良いもので、その次の寝覚めのヨシュアのぼやけた視点とメガネをナメた画面構成による面白い演出は、以前のこの作品では見られないものだったように思う。他にもエスメラルダの魚眼レンズを使ったようなアップの絵を何度も使ってたのも同様に意欲的で面白かった。

それから構成。そのヨシュアの視力の悪さを示すシーンや、やたらと出て来たニケ、桃ロリが大人の男性に興味を示すことなど、自然に後の展開への伏線をはっていて、これも以前は見られなかったものだと思う。巨大化するニケという作品最大の見せ場をきちんと準備してあるのもそう。

エスメラルダのヨシュアへのアプローチはノリがよく非常に楽しかった。最後にヨシュアに吹っ飛ばされるところなんてとてもセイントオクトーバーには期待できなかった魅力的なオチ。

ときメモもそうだったが、コナミアニメはシリーズの途中から徐々に力を発揮してくるということなのか?(赤ずきんは見てないがどうだったんだろう。)