第52話「人に会うときはまずアポを」

「酒はいろんなところに毛が生えてから飲むもんだ」

面白いは面白いんだが、さすがに二年目だけあっていつものパターンだと感じてしまい、新鮮さを感じられなかった。社長の考え方は、男の行き方を貫く自信家だと思ったら弱々しくなったり、最後には実はいい人だったわかり、いい人だとわかるという展開自体はいいのだがそれらの性格の間の関係がはっきりとしていなかった。ストーリー展開としても2話分使うほどの密度はなかったように思う。最後に泣ける人情話を持ってくればまとまるだろう、というような構成のいい加減さを感じてしまった。銀さんも今回は、似蔵やっつける辺りで正義の味方しすぎていたのが銀さんらしくなかったような。