第2話 「待つ女」

一応エピソードは描いているが、脚本的に薄っぺらくあまり感動はしなかった。脚本の薄さと言うのはわざとで、作画によって目で語らせたり、単純なセリフを声優の演技力で強いものにしたりしてそれをカバーしようと言うことのようにも思えたが、やはり情報が少なすぎてせっかくの作画や演技がうまくいっていてもメッセージの方向性が曖昧で感動に繋がらなかったように思う。

梶浦サウンドで無理矢理盛り上げようとしてるように見受けられるところもあったが、梶浦の曲はあまりにもインパクトが強すぎて、どうしても音楽ばかり目立ってしまって話の盛り上がりには感じられなかった。

同業者を登場させたり、過去の記憶を僅かに挿入させたりしてナディのキャラクターを深めているのはとても良かった。なぜ賞金稼ぎと言う汚れた仕事をしてるのか、興味がわいてきた。