第11話

自分の存在に疑いを持ち始めるナギ。これまでの方向性の定まらない作りはナギや仁の真実から目を背けていい加減に過ごしてきた事実の表現であり、また目的を持たずに動物的に萌えやネタを消費しているオタクの暗喩であり、今回の唐突にシリアスな表現はその両者に対する批判を表している、とかいえるのかもしれないけど、これまでの十話に否定されてショックを受けるほどのものがあったようには、あまり思えない。