第11話「誓い」

2人とも自分の家庭や社会の行く末に関わる深刻な事情を抱えてるわけで、それをほとんど省みることなく浮かれてるのはどうも無責任すぎるように感じた。その深刻を理解した上でそれでも自分の信じる道を進む、というのならよいのだが、とてもそうは見えなかった。それにこの話は今後の悲劇の前ふりなわけで、それを匂わせるような見せ方がほとんどなかったのも構成としてどうかと思う。

ハリウッド的な面白さの見せかけはいい意味で維持されてるとは思うのだけれど。