第23話 「恐怖テーガンのわな」

作画的には荒い部分もあったものの、全体的にキャラの演技や表情が生き生きとしていた。ジャスミンやテーガンの感情表現なんか非常に良かったと思う。特に気に入ったのは、ジャスミンが怒ってフランソワーズに振り向く動きとと、ジャスミンが石を投げるときの手前に向かって投げてくる構図、そしてテーガンが血を流したときの突然の目のアップ。それぞれまず意外性として面白く、さらに表現としても効果的だった。

前回あった普通のギャグアニメのような雰囲気は今回はテーガンのキャラに表れていた。リーフたちの言葉に一喜一憂したり、水に映る自分の姿をみてうっとりする姿は非常に親しみがもてて、またもやあっけなく敗北してしまったときには思わず同情してしまった。