第12話 「ロリ純愛!ソフィアの愛は超輝いて…」

なんかすごくいやだ、このアニメ...

今回は重要な謎が明らかになる回ということで作画や演出に気合が入っていた。しかし、いまいちそれが面白さに結びついておらず、相変わらずB級だなあと思って脱力しながら見ていた。そうして頭のネジのくだりで度の外れたギャグに感心した辺りまでは良かった。しかしその先のソフィアの残酷な扱い、クルツの本格的な悪役としての行動、小十乃の本気のどうしようもない戦慄と涙、それらが他のシーンとは違う効果的なな演出と作画で描かれていて、それ自体は歓迎するべきことなのだが、空気アニメとして楽しんでいた印象とはあまりに齟齬がありすぎて見てて辛くなってきた。ずっとこの調子でシリアスにやってくれるのならいいのだが、そううまくはいかないだろう。

まあこのアニメはやればできるということはわかってきたので、ここから先何かをしでかしてくれるかもしれない。

脚本:江夏由結 コンテ:中村憲由 演出:中野英明 作画監督原由美子