第10話 「集う仲間たち」

76%票が集まった理由を「噂が噂を呼んで」で済ませるのはいかがなものかと。

まあなんというか10話にしてこういうことを言うことのの無粋さに気付いてきました。とはいえ見切るにしてはこのノリや映像の美しさは捨てがたいわけで。しかも一応ストーリーらしきものはあるので、次こそは! と思うわけだけど期待通りになったことが無いという、なんというか始末の悪い作品。

別に学美が謎の演説を始めるのも、突然時計塔が爆発するという突飛な展開もいいんだけど、そこにあの根拠の無い青春の馴れ合いが同居しているとどうにも気分が悪いわけです。


ところで、この作品が嫌いな人の中には、学校生活が苦痛だったという人もいるんじゃないかしら。だから、こんな高校生はたんに作り事に過ぎない、と言いたくなってしまうという。(「ページの終わりまで」の日記より)

まあ、図星なわけですが。

そこに理由もへったくれも無いからこそ一度きりの青春は美しいともいえるのかもしれない。

ところで学園祭っていうのはビューティフルドリーマーや「イリヤの空」とかもそうだけど青春の象徴としてよく使われるものですね。