第3話「6月17日 またはインド人」

今回は演出の奇抜さが収まって普通の萌え系ギャグアニメのような雰囲気に近かった。それはそれでいいんだがそうすると実写を取り込むことなどのビジュアル的なこだわりがあまり意味がなくなってくる。さらに最近の萌え系ギャグ漫画はみんなそうだが元々ギャグがあまり面白くないのが目立ってくる。原作は読んでないが恐らく雰囲気で見せる作品だと思うので、このアニメは原作の雰囲気の再現はほとんどやっていないだろうから、ギャグだけを見せてしまうと原作のギャグのつまらなさだけが目立ってしまうことになる。

このアニメは一体どこに行きたいんだか皆目見当がつかない。普通に面白いものを作るつもりがないのなら、もっと冒険して欲しい。萌えキャラがまともな作画で描かれる限り見続けるけど。