アニメを「好き」といえるということ、まなびストレートの再評価

昨日のamiyoshidaさんのコメントより。詳しくは前日のコメント欄を。


私はアニメに限らず、作っている人が何を考えて作ってるんだろうと考えて観るのが好きなので(だから作家追いに走ってしまう)そういう要素がある作品を好き、と思う傾向にあります。(中略)それは、優れた作品が好きという趣向を持てるほど、アニメを集中して観てるとはいいがたいのでどうしても基準が好きに拠ってしまいます。

こちらとしてはアニメを見るというのは、作品から引き出せる感動や面白さの全てをすくい上げようとすること。そのために血眼になって一フレームもも見逃さないように画面にへばりつかんばかりに集中して見ていて、少しでも不明な点があれば巻き戻して見返している。集中していると言っても力んでるわけでなく、できる限りニュートラルな視点で見るために全力でリラックスしなければならないという矛盾を常に抱えながらアニメを鑑賞している。まあ、ある意味命懸けなわけです。

そこにamiyoshidaさんの単にこの作品が「好き」だから見るという意見を聞いて、軽くショックを受けた。なんというか、一流大学を出て容姿端麗で高収入で自分が完璧だと思っていたのにのに、異性に他の普通の人のほうが好きだといわれたような感じ。

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第20話 「別れの夜想曲〜nocturn〜」

(感想文消失のため手短に)
祐一とあゆがなぜお互いを好きになったかが不明で、始終違和感を感じていた。あゆがこれまで不安げな素振りをみせていなかったため、今回驚いたのは唐突に感じた。学校の正体がわかった時の、こちらの驚きはあまりない。その時これまでの謎が皆解けることを期待したが、余計に謎が深まった感じ。祐一も戸惑っているだけだったので解決はこれからか。夜の雪のシーンなどの美術は良かった。

脚本:志茂文彦 絵コンテ:石立太一 演出:石立太一 作画監督西屋太志

第20話 「ときめきの思い」

ちょっと待て、陸、本当にそれでいいのか?

これまで状況を受け入れるだけだった陸が、遂に自分の境遇をはっきりと自覚して選択に悩む回。だが相変わらず、恋愛シミュレーション原作の主役という制約からか、陸がどのキャラにどんな魅力を感じているのかといったことは説明されず、水奈とつかさの強い思いに気づいたということが示されるのみ。それでもその悩みの深さは、追いかけっこに連続敗退してしまうことやヒヨコへの悩みの相談のシーンなどから、前回前々回のつかさと水奈の思いの表現と同様にこれでもかというぐらいはっきりと示されていた。

何をしたいのかよくわからないのが小百合。前回までの話から陸のことが好きなのははっきりしており、陸のことを横からながめてるシーンなどから気になっているのも明らかなはず。しかし陸を待ち伏せして一緒に帰るシーンでは、普通の雰囲気で会話を楽しんでいるだけで全く好きな人の前にいる動揺が見られない。思わせぶりな発言はあったが真意は不明。バスに乗った陸が遠ざかって行くカットと、その次のバスを見送る後姿は何を意味しているのか。その後すぐに陸のシーンに移ってしまったところを見ると、今の段階では小百合の真意はぼかしておきたいということかもしれない。

今回は絵コンテの工夫が目立っていた。教室のシーンや図書館のシーンなどの、カメラをスライドさせたり、アップにしたり引いたりさせながらキャラの位置関係を示していくもの。ビジュアル的にも面白く、微妙な人間関係の表現としても良く出来ていた。

しかし陸の最後の選択は問題を先延ばしにしただけで、犬飼の逃げないでいられるじゃないかというメッセージを誤解してるようにしか見えない。それとも犬飼は明日には明日の風が吹く的なことを言っていたのだろうか。 それで喜んでる水奈とつかさも甘すぎる。これは溺れるものはわらをもつかむという奴か。この展開はそれまでが良かっただけに非常に裏切られたような気がするのだが、そう思わせる策略なのかもしれない。

脚本:渡辺陽 絵コンテ:中村主水 演出:浅見松雄 作画監督:西澤真也

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