第1話

珍しくシナリオがまともなハイクオリティバトルアニメ。クオリティの高いアクション作画は良くあることにしても、そこに演出やセリフに違和感を感じないばかりか、一工夫も二工夫もある魅力的なシナリオが同居してることはあまりない。この先の面白さは未知数だけど、少なくとも第1話としては今期のこれまで見たアニメの中では一番良かった。

なんというか、事故のシーンとかバトルシーンとか、シナリオにしてもそうだけど、他の作り手のこだわりが感じられるアニメに比べると「普通」に優れていて、見ていて制作者の意図を考えてしまうというようなことが全くなかった。表現がリアル志向ながらも適度にアニメらしい誇張があり、その程度が絶妙というか無理がないんだと思う。