第4話

ものすごく面白かった。ティファニアが受け入れられる過程をヒネリの効いたストーリーで描いてるのが魅力的なのはもちろんだが、それ以上にストーリーが自分の求めるものがはっきりとしたキャラたちの自然な行動によって引き起こされていて、ストーリーがとても人間味のあるリアリティを持ったものになっているのがいい。今回に限ったことではないけど。

例えばルイズが異端審問を止めようとしたのは、よく考えてみればほとんど偶然にすぎない。でもそこには才人への思いとルイズの性格が強く現れているから、見てる側としては非常に面白く感じるし、それ故あり得なさそうな偶然であることは全く気にならない。つまりリアリティを感じる。

キャラクターの性格や感情が強く関わっていれば構成上の恣意性や矛盾は気にならない、と言えるような気がする。