第6話

どこが見せ場なんだかよくわからなかったな。話のロジックが支離滅裂なのはいつものことにしても伝えたいことが明確でないことには感動のしようがない。

リトが突然ヒロイックな振る舞いを見せるところは基本ヘタレキャラだと思ってただけに不自然に感じた。第一話でも似たようなことを感じたように思う。僕の中ではこういった作品の主人公は基本ヘタレで勇気を持つようになるためには何らかの理由付けが必要だということになってるのだが、この作品の想定する受け手の前提としてはそうではないのかもしれない。

ララは何をそんなに解剖にこだわってるのかまったく不明だったが、感覚的には彼女の性格は一話から整合性を感じることができて、あまり問題はないように思う。個人的には再注目は春菜で、今回も王道ラブコメヒロイン道まっしぐらな表現が量としては少ないながらも印象的だった。紋切り型で中身のないキャラではあるけれどだからこそ好感が持てるように思う。