第4話 「ナミダ」

前回とは打って変わって普通に感情を追いかけていくコンテで、内容的にもお涙頂戴ものになっていて、見やすかったがこの作品らしくもなかった。

親子関係や恋愛関係の強さの表現は常識的な感覚に訴えるだけのものだったので、もうちょっと固有の関係の表現があると良かったと思う。特に親子関係の強さは、ひねくれたキッズ（僕も含めて）にとってはあまり常識として認めたくないものだろうから。

あと一話完結中心のシリーズかと思ったらフミカの来歴等がわりと大きくとりあげられていて予想外だった。まだ彼女の性格はよく見えてこないが、一話完結をこなしていくうちにあぶり出しのように性格が浮かび上がってくると面白いと思う。