第9話 「夢の最後まで」

悪くはない作りだったがこれまでの物語やキャラの感情の印象が弱くてあまり感動できなかった。

問題は恐らく原作に忠実に作っていることがアニメらしい構成を阻害していて、原作の流れを覚えてる人にとっては自然な構成に感じられるのだろうが、そうでない人にとっては単調極まりない展開にしか見えないこと。個々の演出や声優の演技などがその不自然さを超えてリアリティを印象付けることが出来れば、原作を知らない人も楽しめるものになるだろうが、それほどのパワーはこの作品に感じられなかった。