Page07 「9月の日に」

それぞれの表現のクオリティはいつもどおり非常に高く、今期のアニメでもトップクラスだとは思うが、どうも全体的に内容の統一感がなくごてごてした印象であまり楽しめなかった。

ギャグやシリアスやARIA風の叙情性などの異なった雰囲気をなんとかしてまとめようという努力は感じられるし、セオリー的にはまとまっているのかもしれないが、受けた率直な印象はまとまりの悪さでしかなかった。もっと軽く単純なノリの普通のギャグアニメにすればよかったように思う。
声優の英語は大概滅茶苦茶な発音で聞けたものじゃないのだが、今回のいくつかの英語は結構自然に発音されてたと思う。英語に慣れてない人の耳にどう聞こえるのかはわからないが、ある程度英語に慣れてしまってる身としては大いに歓迎。他のアニメも見習って欲しい。