第二話 「魔女の誓い」

第1話の視聴後に原作の第一巻を読んだ。設定は凝っていて面白かったし構成も考えられてはいたが、夢中になって読めるほどのものでもなかった。

アニメは恐らく涼宮ハルヒテレビ版と同様に原作の第一巻を１クール全体で扱い、その間に第一巻以降の話を挿入していくというものだと思う。前回の話は原作の一巻にはない話だった。今回から一巻ストーリーが始まったが、屋敷の中での騒動は一巻にはなく、恐らく一巻以降の話を挿入したのだろうと思う。一巻の内容にも大胆な変更が加えられていた。

原作を読み返して見ないと確信はないが、原作との大きな違いはいつきと穂波の関係に大きく焦点を当てるということだろうと思う。原作では二人の関係はそれほど大きく取り上げてはおらず、その後の展開に持ち越しという感じだったが、今回のアニメ版ではシリーズを通したてー間になりそうなほどに大きく扱われていた。原作にはあまりなかった二人の関係を印象を強く描ければオリジナリティがあっていいと思う。