#02 「cool beauty」.

絵柄は少女マンガ原作もののようなのだが、内容はオタク的な想像力で作られてるのがどうも馴染まない。少女マンガの特徴は繊細でリアルな内面描写や微妙な人間関係のあやの表現にあると思うのだが、この作品に出てくるキャラはオタク向けの受け手にとって都合よく作られたキャラでしかない。少女マンガのキャラとは違う。その取り合わせ自体が不自然というわけではないのだが、やはり習慣と合わない作りには生理的な拒否反応を感じてしまう。