第23話 「ゲンミツに」

なんだろう。あんなに大好きだったおお振りが終盤間近になってかなりどうでも良くなってきている自分がいる。

前半は三橋の謎の解明や新しいチームの形成など、試合描写以外にいろいろなイベントが盛り込まれていたのだが、後半はひたすらストイックに試合描写だけ。試合描写自体は良くできてるのだが、野球の試合の普通の面白さ以上の意外な展開やサービスなどは全然ない。

一気に見る分には問題ないと思うけど、興味をひきつけておくフックがないことには、よっぽど好きな作品でない限り週に一遍の放送で興味を持続しつづけることは難しい。

シリーズもののアニメの見方はいろいろあり、後で一気に見る人もいる。リアルタイムで見る人もその作品のことばかり毎日考えている人もいれば、気が向いたらなんとなくチャンネルを合わせるというだけの人もいる。様々な視聴者がいて、作り手もそのことを考えて作品のあり方を変えている。

どうもこの作品は自分の視聴スタイルに合っていなかったのではないかと思う。