GONZO作品の微妙さ

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1023203.html
Youtubeとかが原因の一つなのは事実だし、時代に対応してビジネスの仕方を変えなければいけないのも最もだが、


当社のDVDが売れない最大の理由は作品の力不足だが
と自分たちの作品がつまらないと言い切ってしまうのはどうか。

アニメ専門の会社にとって作品は主要商品なわけで、それがダメだということは、自分たちのやってきたことを全否定しているに等しい。これはラーメン屋の親父が公共の場で「うちのラーメンはまずいから客が来ない」といってるようなもの。商売をしてるなら、いくらそれが事実であろうと口が裂けてもそんなことを言うべきじゃないでしょう。

そんな言葉が飛び出てくるのは恐らくこの人が現場と遠く離れた偉い人で、制作現場を交換可能な商売道具の一つぐらいにしか考えてないからじゃないかと思う。そういうビジネス観自体は必ずしも倫理的に否定されるべきことではないが、この現場と偉い人の距離の遠さがゴンゾ作品のまとまりのなさを作り出してるように思えてならない。


191 名前: イタコ(dion軍)[] 投稿日:2007/08/27(月) 13:22:40 id:vwm//1iq0
GONZO微妙な作品多すぎ

ロミオ×ジュリエット
ぼくらの
瀬戸の花嫁
風のスティグマ
月面兎兵器ミーナ
ストライクウィッチーズ
ブレイブ ストーリー
ウィッチブレイド
ガラスの艦隊
銀色の髪のアギト
RED GARDEN
Pumpkin Scissors
N・H・Kにようこそ!
バジリスク甲賀忍法帖
スピードグラファー
BLACK CAT
SoltyRei
トリニティ・ブラッド

微妙というのはそのとおりで、ほとんどのアニメ作品をチェックしてるつもりの僕でも、3分の2ぐらいは途中で見切っていて、3分の1ぐらいは全然見ていなくて、最後まで見たのは一本だけ。

アニメ界全体を見渡してみると、京アニがオタクの要求に十二分に答えた作品を作って大成功し、ながされて藍蘭島ウミショーのような作品は普通のオタク向け作品を普通に面白く作って普通に成功を収め、押井守やIGは海外にも認められるマニア向けの作品で成功し、ジブリ時かけは一般向けのアピールに成功し、そこでGONZOは何をやってるかというと、それら全ての傾向をゴタマゼにした作品を作って微妙な立場に立ってしまっているという、そんな感じ。

時代の空気を読んだ作品を作ろうとあれこれ画策しすぎて、制作現場の人の面白いものを作りたいという単純な欲求が作品に入る余地がないんじゃないでしょうか。

そういえばGONZO作品って、製作現場の人の情熱というか匂いのようなものが全然感じられない。