第3話 「英雄の種族」

戦闘もエイジの教育これまでのエピソードを繰返してるだけのようにしか感じず、ゆるい展開に感じた。エイジが苦難を乗越えてきたとのことだが、まったくそれが感じられない。根本的に異なった考え方をしてるらしいエイジの内面は、小説で三人称と一人称の間の文体で、つまり心の中を他者が覗いてるような文体で書けば雰囲気が出るように思う。アニメで内面を声に出すとどうしても人間臭くなってしまうので、こういう書き方は小説でしか出来ない。かといって内面を描かないとただの感情のない人間かバカにしかみえない。だから微妙な表情の変化や他人のセリフで表すしかなく、このアニメはそれをやってるんだろうが、上手くいってない。その辺やはり原作者の小説家の発想がが十分にアニメとして表現されてないように思う。