第9話 「プリキュアがばれちゃった!?」

つまらない原因は作画じゃなくて新キャラのカメラ少女美香の性格が全然掘り下げられてないことだと思う。なぜ取材をしたがるのかとか、プリキュアの正体に気付かない鈍感さとか、プリキュア達との一気に一対5の百合フラグが立ったと思ったらイケメン男になびいてしまうという軽さなどが、特に彼女の個性として強調されずに、単に当然の行動であるかのように描かれている。カメラ少女には妙なこだわりを持ってたり孤高だったりといった個性を期待してしまいます。新聞部の実体も不明だし、バトルの展開も工夫がなく、制作者の投げやりさをどうしても感じてしまう。

それにしてもほぼ毎回食べるシーンがあるのは何のこだわりなんだろう。そういえばカメラ少女といえばマリみてだけど、食事のシーンを多く書いてしまうということを作者があとがきに書いてたなあ。制作者たちはどこか意識してるんだろうか。