第3話 「Lesson3」

今回はギャグシーンが多かったが、少女漫画が元だからなのか古臭さを感じてしまって真澄のキャラも含めてあまり楽しめなかった。この種のギャグが続くようであれば見るのは苦しい。こちらが作品の対象層と違うのが原因なだけかもしれないけど。

ギャグばかりでしまりのない空気に統一感を与えているのが関智一のシリアスシーンでの演技。他の三人があらぬ方向に突っ走ってる中、一人冷静に自分自身のことを考えてる千秋のおかげでこの話の主筋へ興味を引き戻してくれる。他人のことにしか興味がなさそうな他の生徒より一段上のことを考えており、人気があるのもうなずける。

前回に続き新キャラの登場で、今はまだ話の舞台を整えているだけのように見える。まだ話の行くべき方向は見えない。この落ちこぼれ同士で作るバンドというのがメインストーリーになるのかな? でもこれまでクラシックの話して来てこれからジャズっていうのは無理があるから違うか。